最近、デボメと関係ない更新ばかりですみません(^_^;)
以前紹介した5年生の男の子の詩に続けて、
我が家の4年生の娘の詩も『多摩の子』という小冊子に載りました(^^)/
しかし、小さいながらも、あの日の光景をこんなにも鮮明におぼえているんだと、驚かされました。
必要なケアができますように。
何より神様の愛で、続けて子どもたちの心が支えられますように。
「さみしい夜」 佐藤 喜
ぐらぐら。
三月十一日。
下校時に地しんがきた。
立っていられないほどの地しん。
みんなでしゃがみこんだ。
電線が切れたり
となりのへいがたおれたりした。
向こうの方にいた大人も
しゃがみこんでいた。
ゆれがとまったら、
「急いで帰ろう。」
とだれかが言った。
みんなと分かれた後、走って帰った。
「今、お父さんがむかえに行った。」
と、お母さんが言った。
すれちがいになったらしい。
けいたいがつながらない。
れんらくがとれない。
お父さん、早く帰ってこないかな。
だいじょうぶかな。
ちょっとして、お父さんが
急ぎのときに使うまどの方から
帰ってきた。
お父さんのおなかの所にだきついた。
「帰ってたんだ。」
と、ほっとしてお父さんが言った。
夕方にも、まだよしんが続いた。
とってもこわかった。
その夜
小さいへやにみんなでかたまっていた。
ローソクをかこんだ。
ゆれたら、急いで火を消した。
まっくらで、おなかがすいていて
さみしい夜だった。
あっという間に
夜が終わったような気がした。