僕が毎日祈っていることの一つは、

“原子力発電所で働いている作業員の方々や、その関係者の方々が守られるように”というお祈りです。


僕は、幸いなことに、作業員の方々がどんなに一生懸命作業してくださっているのかや、

その家族を含め、関係者の方々がどんなに心配し、

また心を痛めておられるのかをいろいろと聞くことができています。



発電所にて、1分の作業のためにダッシュで現場に行き、ダッシュで戻ってくる。

それで一日の仕事が終わる。

そんな作業をしていたら、どんなにか体も心もつらいことでしょうか。

しかし彼らは、僕たちの町が一日も早く復興するようにと、つぶやかずに作業してくださっている。

その話を聞いたとき、やはり涙が出る思いでした。


3.11の地震当日に呼び出しがかかり、すぐさま現場に駆け付けた。

それ以来、家族とは10日間以上連絡は取れないまま。

自宅の玄関に「○○に避難しています」と旦那さん宛の張り紙をして家を出る奥さんは、

どんなに心配で、どんなに後ろ髪引かれて、そしてどんなに無事を祈らされたことでしょうか。


地震によって扉が閉まり、中からは開けらない扉ゆえに発電所の中心部に閉じ込められた時、

作業員の方々はどんなに心配だったでしょう。

2度目の地震で扉がずれて脱出できた。

そんな命からがらの状況を体験してもなお、復興のためにと一生懸命作業してくださっている方々もいる。


震災直後から、呼び出しがかかり、福島へと向かっていく旦那さんを、

奥さんや子供さんたちは、どんな思いで見送っているのでしょうか。


お父さんが東電に勤めている小学生の男の子が、「まぁにぃは東電についてどう思いますか?」と聞いてくる。

そんな思いをさせるのは、やっぱり悲し過ぎる。


人はいろいろ言うかもしれないけど、

僕は責めるよりも励ましたい。応援し続けたい。一生懸命祈り続けたい。


これまで一緒に歩んできたんだから、これまでたくさん恩恵にあずかってきたんだから、

手のひら返して責めたりするのは、寂しすぎるよね。


友人たちに励まされるよりも責められて、ヨブはどんなにつらく悲しかったか…。


一緒に歩んできたからこそ分かること。共有できること。親身になれることも少しはあるんじゃないかな。

ただおごってるのかもしれないけど、それが今の僕の思い、祈りの課題です!



「いや、それはあなたの悪が大きくて、あなたの不義が果てしないからではないか。…さあ、あなたは神と和らぎ、平和を得よ。そうすればあなたに幸いが来よう。」 ヨブ記22:5、21