のんきが遊びにきたよ♪



みなさん、さようなら/幻冬舎文庫・久保寺健彦

おや、これは主人公が自殺する話かなと思い購入。中身はぜんぜん違ってたw。
帯には、青春小説の金字塔ここに誕生と書いてあった。その通りの内容だった。

悟少年の住む巨大団地の中には、小学校があり、衣食住を賄うショッピングモールがある。

悟少年はなぜか中学には通わず、団地内にある図書館で勉強し、自宅に帰ると一生懸命に肉体鍛練に励むのだった。
悟少年の憧れの人は、伝説の空手家、大山倍達。

悟は夜になると、団地内に住む小学校時代の級友の部屋を一軒づつ見回るのだった。
誰にも頼まれてないのに、団地内警備員として任務に励む悟少年。
挙げ句の果てに、死ぬまで団地の中で生活する、団地の外には出ないと母親に宣言する。そんな悟を何故か母親は責めない。
悟少年には、団地の外へ出ることができない哀しい秘密があったのだった。

小学校時代の級友が1人、また1人と団地外へと引っ越して行くなかで、悟少年はショッピングモールにあるケーキ屋に弟子入りすることを決意。

師匠から店を譲ってもらった悟は、小学校時代の友達と二人でケーキ屋を切り盛りしていたのだが、友達が病に倒れ孤軍奮闘することとなる。
やがて限界がきて、泣く泣く店を閉めることになった。気がつけば悟は30歳、小学校時代の友達は、もはや団地には残っていなかった。団地内警備員も解雇。

団地内をぶらぶら歩いていた悟青年、母校である小学校で1人の少女と出会う。
スタイルの良い少女で、きけば母親はブラジル人で父親は日本人。両親が離婚後、養父と暮らしているという。

この養父が悪いヤクザ屋さんで、少女を虐待し、将来は売春婦にしようと計画しているのを知った悟青年は激怒。養父を叩きのめすことを決意する。

養父と向かい合った悟青年だが、本物のヤクザの迫力は凄まじく、土下座をして泣いて謝る悟青年であったw。
ヤクザの養父は許すどころか、悟をバラバラに切断してトイレに流すと言って迫って キタ━(゚∀゚)━!

悟ちゃんの運命や如何に?

心に傷をおった少年の成長物語。
読んで損はない、青春小説のまさに金字塔ッ!