綾辻行人さんの『びっくり館の殺人』を読みました。
びっくり館の殺人 (ミステリーランド)/綾辻 行人
¥2,100
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***あらすじ****
父親に連れられ兵庫県A**市に引っ越してきた三知也。今年小学6年生だ。
この町には、「びっくり館」と町の皆から呼ばれている古い屋敷があった。
なぜそう呼ばれるのかについて様々な噂があったが、とにかく「びっくり」するらしい。
住んでいるのは屋敷の主の老人と、その孫の俊夫。
俊夫には姉の梨里香がいたが、何か事情があったようで、彼女は亡くなっている。
ふとしたきっかけで三知也は俊夫と友達になり、屋敷を頻繁に訪ねるようになっていった。
ある晩、三知也はパーティーに招かれて、友人のあおいと俊夫の家庭教師、新名先生と一緒に屋敷を訪れた。
そして、びっくり館の「リリカの部屋」で、老人が殺されているのを発見する。
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ミステリーランドは子供にも読めるよう配慮された、有名な作家さんたちが執筆するシリーズです。
はやみねかおるさんの『ぼくと未来屋の夏』や、乙一さんの『銃とチョコレート』などは
子供にも楽しく読める、と思います。

が、この『びっくり館の殺人』は、ちょっと怖いです…。
子供だったらトラウマになっちゃうかも汗
ストーリー展開も怖いですが、さらに挿絵が怖すぎです…。
綾辻さんの小説は、どこかしら陰湿な雰囲気があるのですが、
ここでも本領発揮だなぁ、と思ってしまいました。。

けれど、こういう話を描けるというのは才能ですね。
奥様の小野不由美さんの作品も私は大好きなのですが、彼女の作品(『屍鬼』とか)はもっと怖いので、
似たものご夫婦なんですね。

こうしたちょっと怖いミステリーは私は嫌いではありません。
とても読みやすくて、惹きつける文章の巧みさには舌を巻いてしまいます。
うーん、でも、『黒い家』と同じく、もう一度は読まないかなぁ。だって、怖いんだもの。。