こんばんは、13です。
今日はピグ友のタナトスさんと始めた月に一度の映画鑑賞会のレビュー、第62弾!
タイトルは「ナイトクローラー」です。
主人公がこんな感じの映画ってあまり見たことないから新鮮で面白かった。
あまり見たことないってのは主役がクズってところね。
映画の冒頭は警備員に殴り掛かって時計を奪うところから始まる。
けど頭の回転早くて物覚えも良くて話も上手くて人に自分のことを売り込んだりすることも得意。
学歴こそ良くなかったけど知識も豊富。
けど残念ながら実績だけがない。
全て引きこもっている間にネットから得た知識だから。
けど偶然自分に合っていそうな職(事故や犯罪などを一番乗りで撮影して局に売り込む仕事)を見つけるとそこからの行動が早い。
滅茶苦茶真面目に勉強するし頭も良いからどんどん吸収して成長し、効率を良くするために助手も雇い成功していく。
ただ、友達は絶対にできないタイプ。
なぜなら冒頭にも言ったけど基本クズだし助手の若者にも言われてたけど性格が本当に歪んでいるから。
(その仕事を始めるにあたり元手として高級自転車をパクる、助手に対しての会話の大半がパワハラ・モラハラ、事故した人の生死はどうでもよく、良い絵が撮れればいいと思っている、ライバルの車に細工して殺そうとする+撮影する、助手に嘘を付き間接的に殺す、などなど)
人と人と見ていないし、自分より有能な人間はいないと思っている。
成功していく人って頭が良い人も多いけど、人間的に魅力的な人も多いよね。
けどこの主人公にそういう魅力はない。
むしろ「なんだコイツ~~~」って感じで軽蔑され嫌われている。
けど確かな実力と話術で従わせる。
意外なのは相手を説き伏せるときに関してはあまり嘘を付かない。
むしろ事実と突き付けて従わせている感じ。
警察にはたくさん嘘付いてるけどね。
普通の映画だとこういう主人公って最後死んだりするけど、この主人公は何の罰も受けず、なんならまた少し成長して映画は終わる。
まぁ、現実はこんなもんだよなっとも思う映画でした。
演じてる人の演技も上手くて外見的にもこの役にピッタリだった。
次回の映画は「ヴァチカンのエクソシスト」です。
4月30日20時更新!