こんばんは、13です。
今日はピグ友のタナトスさんと始めた月に一度の映画鑑賞会のレビュー、第51弾!
タイトルは「カット/オフ」です。
この映画、ほどよい怖さとかなりのグロさと緊張感もあってなかなか面白かったです。
今まで観てきた中ではかなりグロいほうかも?
とはいえ勘違いしないでいただきたいのは、それは「一般人にとっては」ということ。
普段からゾンビで慣らしている自分にとっては観ながら夕飯を食べられるくらいのもの。
特にゾンビのグロさはファンタジーのようなものだからグロに入らないって理由もありますけど。
こっちはリアル志向のグロさ。
なので苦手な人はゾンビよりもダメでしょうね。
ただ、面白かったけど、どうかんがえても「そういう流れにはならないだろ・・・」ってところもあったから、そこはマイナスポイント。
強引な話の持っていき方は観てて冷めちゃうので。
一番ありえなかったのはやはりリンダの行動。
・海にあった遺体から電話が鳴っていてそれを漁って出る
・見ず知らずの人からの受話器越しの頼みで更にその遺体を漁る
・見ず知らずの相手からの頼みで町の病院の用務員「エンダー」に遺体のことを告げに行く
・なぜか一緒に遺体を運ぶ
・見ず知らずの相手に頼まれ、受話器越しに説明を受けながら遺体を解剖する
元カレのDV&ストーカー行為が酷かったらしく、現在もそれに怯えているとはいえ、自分に言わせてもらえばその元カレ以上にリンダのほうがクレイジーだと思う。
電話の相手が嘘を言っている可能性すらあるのに、そこは全く疑ってないし、遺体の解剖だって100人いたら100人が断ると思う。
1000人いても1000人が断るんじゃないかな?
しかもあんな薄暗い遺体安置所で。
いるだけでも怖いのに1人残されても普通に続行してるし。
しまいには2体目の遺体も持ち帰り、肛門に刺さった棒を抜いて洗ってそれに書いてある文字を読み上げたり。
病んでるとはいえ作中ではリンダが断トツでクレイジーだったかな。
さすがに「漫画家志望」で片付けられないから。
インターンの眼鏡くん、結果的に純粋でただの良い奴だったんだけど、絶対彼を「ダリー」に思わせようとしてたよね。
黒幕に思わせようとしてたよね。
最近この手法かなり多いね。
ただ、眼鏡くんまであそこまで匂わせちゃうと、最初から誰が犯人でもおかしくなくなっちゃうからラストの衝撃が少なくなっちゃうよね。
リンダが犯人だったら衝撃だったけどw
次回の映画は「パラドクス」です。
4月30日20時更新!