つもり商い禁止 | 地獄の相場・経営日記

つもり商い禁止

「つもり商い禁止」


林輝太郎氏の本を読むとよくこの言葉がでてきます。




「つもり商い」とは


場帖やグラフを毎日付けながら(付けなくてもですが)


今日は「買ったつもり」、今日は「売ったつもり」などと


「売買したつもり」になって売買練習をすること。




この「つもり商い」では上達しないどころか


上達の妨げになると林氏は言っています。




実際のお金を使ってないから緊張感が無いので


いざ自分の資金を使うと同じようにできない、


という理由などが書かれてあったと思います。




ただ、立花氏の本に、


毎日「売買したつもり」で練習するのとは違いますが、


似たような「つもり商い」について書いています。


あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録/立花 義正

P301に、立花氏の場帖を目隠しして、


ポジションを作る練習について書かれています。




※ただし、これは紙の上での練習に過ぎず、


 空しく、タイミングを狂わす、


 と欠点を書いています。




実は、私はこの練習をしたことがあります。




分割売買を実際する前で、


本を読んだときは、「これならいけそうだ」と感触を得たのですが、


まだ、「実際うまく行くのか?」という疑問が残っていたので、


シミュレーションとしてやってみました。




数銘柄を2年分ずつ場帖を作って、


目隠しをしながらシミュレーション売買をしてみました。




そのときわかったのが、


・分割売買は勝率が高い


・うまく分割しながら売買すれば


 取り難い相場でもなんとかプラスにもっていける


・上げ続けたり、下げ続けたときに、


 損切り出来ないと2年分くらいは軽く利益がふっとんでしまう


ということです。




分割売買のメリット、デメリットがはっきりし、


シミュレーションではあるが


技術を身に付ければ、勝てる手法だということを実感し、


それから実践練習に入ることにしました。




その後に、林氏の本を読んで


「つもり商い禁止」について知ったので、


それ以来シミュレーションをやらず、


場帖を付けながらのつもり商いもやっていません。




そのとき、「つもり商い」はほんとに駄目なのか?


ということは検証せず、


林氏が駄目といってるんだから、駄目なんだろうと思い


きっぱり止めました。




分割売買を知るだいぶ前に、


株の売買シミュレーションをやっているサイトで


「つもり商い」をやったことはありますが、


勝っているときは真剣にやるのですが、


負けだすとテキトーになってしまい


最後には損切りもせず、ほったらかしにしてしまいました。




やっぱり自分の資金を使わないと


真剣になれないので駄目なのでしょう。


売買のタイミングも、


シミュレーションでは軽い気持ちで出来るのでいいのですが


ほんとのお金では慎重になり、


シミュレーションよりも大抵遅くなるし、


売買しないこともあると思います。




林氏は、


「売買の練習」は「練習」という言葉は使っているが


実際の自分の資金を使わないと駄目である


何度も何度も書いています。




ただ、立花氏が書いている「目隠しシミュレーション」は


全く意味が無いとは思いません。




「分割売買については理屈はわかったけど、


ほんとうに勝てるのか実感が沸かない。」


と思って踏み切れないでいる人には有効かもしれません。


実際、分割売買をやってみて結果がでるのは


だいぶ時間がかかりますし。


しかも、もし最初に運悪く連敗してしまったら、


「これは駄目だ」と思ってやめてしまうでしょう。




そういう人にのみ有効だと思います。


何回かやって分割売買とはどんなものかわかったら


それ以上やる必要ないと思いますし、


分割売買をやったことがある人には


あまり意味は無いと思います。