買われすぎ、売られすぎ
移動平均乖離率を利用した売買には
「売られすぎ」から入るロングポジション(買い)と
「買われすぎ」から入るショートポジション(売り)がある。
この間は「売られすぎ」の-15%でバックテストしたが、
今回は「買われすぎ」の+15%での「空売り」も検証してみた。
※前回説明しなかったが、
スーパーチャートにおける
シミュレーション結果のパーセンテージは
100%で損益±0円になる。
■ソフトバンク
long 160%
short 66%
■楽天
long 147%
short 94%
■サイバーエージェント
long 124%
short 137%
■マネックス・ビーンズHD
long 133%
short 83%
■SBIイートレード証券
long 182%
short 113%
■ダヴィンチ・アドバイザーズ
long 152%
short 45%
■アセット・マネジャーズ
long 196%
short 92%
■サイバー・コミュニケーションズ
long 160%
short -15%
こうやって見ていくと気づくことがある。
ショートポジションよりロングポジションの方が成績が良い
ということである。
サイバーエージェントのみ逆であるが、
前回成績が良かった乖離率10%でやってみると
long 271%
short 115%
となり、ロングのほうが良くなる。
これは、
移動平均乖離率の「売られすぎ」を
買いサインにしている人がたくさんいるからではないか、
と考えられる。
ローソク足と移動平均線のチャートで見ても
「売られすぎ」の状態がわかりやすい。
逆に「買われすぎ」で売るのが
少ないと思われる理由を考えると、
まず、空売り自体が「買い」より圧倒的に少なく、
チャートのクセにまではならない。
「利食い」も欲が出て、
さらなる上げを期待して売りにくい。
その他には、
上の方に乖離率が大きくなったからといって、
売りにくい。
下値には底はあるが、
上値には天井がない。
心理的には「売られすぎ」の方が、
テクニカル指標に使いやすい。
このように多くの人が
同じテクニカル指標で売買すると、
株価にクセが出てきて、
システムトレードで高い勝率が上げられる。
