リリス | Justice of Black Wing

リリス

青の季節 白いワンピース
ひと夏の甘い時間
君の瞳に吸い寄せられるような 恋の息吹

蛍光色のミディアム・ボブ
ゆらりふわり 靡かせて
優しく微笑み そっと歩み寄る 蝶の如く

「こんなにも君が愛しい。」と
想ったのは 何時からだろう?
それさえも考える間もなく
鬱々な真夏を迎える

少しずつ想い始めてる
「君に今すぐに会いたい。」と
もしそれが 叶うのならば 他には…

「何も要らない。」と胸張って
君に言える 気がして
高鳴る胸 抑え切れず
甘酸っぱい 夏に焦がれて
舞い上がる程に 恋焦
冷めない熱帯夜のリリス

目眩しい日射しの 午後に
もう少し酔わせてよ?
綺麗な理想を 今だけでもいい 描かせて

頭の中にまっさらな
キャンバスを広げて描く
ちっぽけな未来予想図は
誰よりも 妄想じみてる?

青と白で縁取られた
暑い季節に浮き彫られて
独り歩きする僕の“嫉妬”

不器用な言葉で 飾って
沈黙を招いても
君は微笑っていてくれるかい?

「他には要らない。」と胸張って
君に告げる 瞬間に
僕がきっと君を優しく…
抱きしめる頃の 心地は
チークのように 火照り出して
淡く頬染めたリリス