仁吼義侠 -4ページ目

仁吼義侠

弱音さえ口に出せない すがり寄ればまた裏切られる


あてもなく一人 さまよい歩き続けた

かすかな吐息を ただ白く染めて

移り変わりゆく 季節のその儚さに

理由もなく 涙がこぼれた

「今も愛している…」


降り続く悲しみは 真っ白な雪に変わる

ずっと空を見上げてた

この身体が消える前に 今願いが届くなら

もう一度強く抱きしめて


解り合えなくて 何度もキズつけていた

そんな時でも いつも優しくて

ふいに渡された 指輪に刻まれていた

二人の約束は 叶わないままに

「今も憶えている…」


遠ざかる想い出は いつまでも眩しすぎて

もっと側に居たかった

もう二度と逢えないけど いつも側で支えてくれた

あなただけは変わらないでいて


最後に見せた涙が消せなくて


この白い雪たちと 一緒に消えてしまっても

あなたの心の中にずっと 咲いていたいから


寄りそって抱き合った 温もりは忘れないでね

違う誰かを愛しても

最後に聞いたあなたの声をこのままずっと離さないまま

深く眠りに落ちたい

降り続く悲しみは 真っ白な雪に変わる

ずっと空を見上げてた

この身体が消える前に 今願いが届くのなら

もう一度強く抱きしめて


「もう一度強く抱きしめて…」










まばゆい光 差し込む部屋の片隅で笑ってる

写真の二人 今はいない

ふと見上げた空は青くすきとおっているのに

僕の心晴れなくて


素直になれなかった二人のすれ違いが

きっと失くしたもの 二度と元に

戻らないことわかっていたけど


銀のリング捨てた細い指で 君は誰に触れるの?

甘いかこの時間さえも 今は胸をしめつけ

攻めて僕の思いだけは どうか君に届いて

壊れそうな心抱いて 強く空に願うよ


眠れぬ夜 続いて 月あかりが照らしだす

景色に君の幻が見えた

一人きりに慣れたと言いきかせていたはずが

心 嘘はつけなくて


まぶしすぎたあの日々 淋しさ募らせていく

だけど捨てられない 輝く時

たとえ今歩き出せたとしても


銀のリング消えた僕の指は 何をつかめばいいの?

同じ夢を見てた頃は 知っていたはずなのに

移り変わる次の季節 少し心委ねて

きっと上手く風に乗せて 永遠に君を思うよ





まだ 届かなくて もどかしくて

こんなに傍にいるのに

口づけても 口づけても 響かない…


君はなぜ その総てを 見せはしない?

どれくらい 強くなれば 君を救える?

人波の中 孤独に溺れたんだね

君が望むなら 差し伸べ続けるよ


まだ 届かなくて もどかしくて

こんなに傍にいるのに

心に届かない

一人で 泣かないで

ほら瞳閉じて感じる

温かな 手を掴んで 離さない…


眠れない 静かな夜 月のシルエット

哀しみを 隠したまま 君が笑った

傷跡がまだ イタくて泣いてたんだね

君が望むなら 呼びかけ続けるよ

見せ掛けじゃなくて 夢じゃなくて

本当の君に逢いたくて

口づけても 口づけても

心に響かない

一人で 泣かないで

ほら耳すませば聞こえる

僕の声 君を呼んで すぐ傍に…


誰かに逢いたいのに

一人になりたかったんだね

望まないとしても 差し伸べ続けるよ