ごめんよ、僕
ああ、


真夏の夜明け前
人通りの少ない交差点
僕は見ていたんだ
あの娘の姿を
僕は見ているんだ
美しい君を

追いかけていた
僕の心は止まらない


少しの間、記憶が
気がつくと
僕は、森の中
誰も、いない、誰も
あの娘が横になっている
綺麗なあの娘、が
美しいあの娘、が
僕は小さなちいさな唇に
くちづけ、を
美しいあの娘、


あの娘が横になっている
あの娘が眠っている
綺麗なあの娘が
美しいあの娘、が






違うんだ、ちがう
美しいあの娘が

死んでいるんだ

美しいあの娘、が





森の奥には
一羽の蝶々が