降りてきてしまったので、ちょっとSS的なモノを書きました。
それをある創作仲間に進呈したら。
私の想像以上に喜んでくれました。
……久々に、小説書いてて良かったと心から思いました。
自分が楽しみながら書けて、たった1人でも喜んでくれる。
それで十分幸せですし、物書きの醍醐味です。
ちなみに書いたのは『風強』のSS。
もちろん、王道のカケル×ハイジですが何か?←←←
やおいやBLが嫌いな方、『風強』の健全なファンの方、『風強』が解らない方はスルーして下さってかまいません。
ここまで読んでも引き返さない方、『風強』知らないけどBLバッチコイな方(笑)、腐女子(腐男子)な方は自己責任でどうぞ。
万が一、読後に不快な思いをしたり、原作者(三浦しをんさん)への侮辱だと思われたりしても、一切こちらでは責任取りませんのであしからず。
ホントはサイトの方に載せようか悩んだんですが
mixiにもグリーにも載せたし、こっちでもやっちゃえってことで
ではどうぞ。
……休みの日だからといって、日課となっている朝のジョギングを欠かすカケルではない。
普段なら、同居人でありコーチでもあるハイジも一緒なのだが。
(……さすがに、昨日の今日だしな……)
昨日は比較的大きな大会を終えたばかり。
疲れてるだろうから早く休めと諭すハイジを、カケルはやや強引に抱いた。
大学の先輩であり、今はコーチで、恋人でもあるハイジ。
いつも大会前になると徹底的な禁欲生活に入るカケルとハイジにとって、恋人としてと過ごせる時間は決して多くはない。
だからこそ、大会直後はハイジに触れられる絶好の機会なのだ。
ハイジにもそれはわかっているのか、口で制しながらも受け入れてくれる。
だが、昨日はさすがにやりすぎたかな、とカケルは走りながら反省する。
加減しなきゃと思いつつも、ついつい昨夜も理性のタガが外れてしまったのだ。
日課のジョギングを終えて部屋に戻ると、案の定ハイジはまだベッドの中だった。
いつもなら、とっくに起きて食事の支度をしてくれている時間だというのに。
「……ハイジさん、起きて下さい」
優しく揺すると、鬱陶しげにその手をはねのけられた。
「…起きてるよ」
その声はかなり不機嫌で、カケルの予感を的中させた。
「…まったく…もう少し手加減ってものを覚えてくれ……」
怠い、腰が痛いとぼやきながら、ハイジはいっこうにベッドから出る気配を見せない。
……おそらく、朝食を作らないというささやかな報復に出るつもりなのだろう。
カケルは小さくため息を吐いてから、口元に笑みを浮かべる。
そのままハイジのベッドに潜り込み、背後から首筋にそっと口づけた。
「~~ッ!?」
「…そんな風に無防備に寝てちゃ駄目でしょう?」
悪戯小僧の笑みを浮かべ、カケルは昨夜味わい尽くした筈のハイジの身体を再びまさぐり出す。
「ッ…こらっ…、カケル……!」
昨夜あれだけやっておいてまだ足りないのか、とハイジは力なく抵抗する。
「……自分でも不思議ですけど……まだ、足りないみたいです」
ハイジのしなやかな身体に口づけを落としながら、カケルは呟いた。
走ることの楽しさを、本当の強さの意味を教えてくれたハイジ。
尊敬できる先輩だった彼を、いつの間にかこんなにも愛おしく感じていて。
そのすべてを手に入れたいと思うようになった。
「……ずっと傍にいて下さいね、ハイジさん」
「ッ……」
返事の代わりに、ハイジの両腕がカケルの背中にそっと回された。
今、ここにある幸せ。
大切な人。
それを守るために、これからも走り続けよう。
…最愛の人のぬくもりを感じながら、カケルは改めてそう心に誓った。
……スミマセンorz
完全にお目汚しですな
一発書きですし。
修正?何ソレ美味しいの?←←←
ぬる~い気持ちで受け止めてやって下さい。
書いてる本人がいちばん楽しかったので←←←
なお、補足させてもらうと、『風強』とは三浦しをん原作の小説『風が強く吹いている』のこと。
昨年、小出恵介と林遣都主演で映画も公開された、箱根駅伝を題材にした青春小説です。
映画のDVDも発売されてますし、漫画化もされてます。
興味ある方はぜひv
それをある創作仲間に進呈したら。
私の想像以上に喜んでくれました。
……久々に、小説書いてて良かったと心から思いました。
自分が楽しみながら書けて、たった1人でも喜んでくれる。
それで十分幸せですし、物書きの醍醐味です。
ちなみに書いたのは『風強』のSS。
もちろん、王道のカケル×ハイジですが何か?←←←
やおいやBLが嫌いな方、『風強』の健全なファンの方、『風強』が解らない方はスルーして下さってかまいません。
ここまで読んでも引き返さない方、『風強』知らないけどBLバッチコイな方(笑)、腐女子(腐男子)な方は自己責任でどうぞ。
万が一、読後に不快な思いをしたり、原作者(三浦しをんさん)への侮辱だと思われたりしても、一切こちらでは責任取りませんのであしからず。
ホントはサイトの方に載せようか悩んだんですが

mixiにもグリーにも載せたし、こっちでもやっちゃえってことで

ではどうぞ。
……休みの日だからといって、日課となっている朝のジョギングを欠かすカケルではない。
普段なら、同居人でありコーチでもあるハイジも一緒なのだが。
(……さすがに、昨日の今日だしな……)
昨日は比較的大きな大会を終えたばかり。
疲れてるだろうから早く休めと諭すハイジを、カケルはやや強引に抱いた。
大学の先輩であり、今はコーチで、恋人でもあるハイジ。
いつも大会前になると徹底的な禁欲生活に入るカケルとハイジにとって、恋人としてと過ごせる時間は決して多くはない。
だからこそ、大会直後はハイジに触れられる絶好の機会なのだ。
ハイジにもそれはわかっているのか、口で制しながらも受け入れてくれる。
だが、昨日はさすがにやりすぎたかな、とカケルは走りながら反省する。
加減しなきゃと思いつつも、ついつい昨夜も理性のタガが外れてしまったのだ。
日課のジョギングを終えて部屋に戻ると、案の定ハイジはまだベッドの中だった。
いつもなら、とっくに起きて食事の支度をしてくれている時間だというのに。
「……ハイジさん、起きて下さい」
優しく揺すると、鬱陶しげにその手をはねのけられた。
「…起きてるよ」
その声はかなり不機嫌で、カケルの予感を的中させた。
「…まったく…もう少し手加減ってものを覚えてくれ……」
怠い、腰が痛いとぼやきながら、ハイジはいっこうにベッドから出る気配を見せない。
……おそらく、朝食を作らないというささやかな報復に出るつもりなのだろう。
カケルは小さくため息を吐いてから、口元に笑みを浮かべる。
そのままハイジのベッドに潜り込み、背後から首筋にそっと口づけた。
「~~ッ!?」
「…そんな風に無防備に寝てちゃ駄目でしょう?」
悪戯小僧の笑みを浮かべ、カケルは昨夜味わい尽くした筈のハイジの身体を再びまさぐり出す。
「ッ…こらっ…、カケル……!」
昨夜あれだけやっておいてまだ足りないのか、とハイジは力なく抵抗する。
「……自分でも不思議ですけど……まだ、足りないみたいです」
ハイジのしなやかな身体に口づけを落としながら、カケルは呟いた。
走ることの楽しさを、本当の強さの意味を教えてくれたハイジ。
尊敬できる先輩だった彼を、いつの間にかこんなにも愛おしく感じていて。
そのすべてを手に入れたいと思うようになった。
「……ずっと傍にいて下さいね、ハイジさん」
「ッ……」
返事の代わりに、ハイジの両腕がカケルの背中にそっと回された。
今、ここにある幸せ。
大切な人。
それを守るために、これからも走り続けよう。
…最愛の人のぬくもりを感じながら、カケルは改めてそう心に誓った。
……スミマセンorz
完全にお目汚しですな

一発書きですし。
修正?何ソレ美味しいの?←←←
ぬる~い気持ちで受け止めてやって下さい。
書いてる本人がいちばん楽しかったので←←←
なお、補足させてもらうと、『風強』とは三浦しをん原作の小説『風が強く吹いている』のこと。
昨年、小出恵介と林遣都主演で映画も公開された、箱根駅伝を題材にした青春小説です。
映画のDVDも発売されてますし、漫画化もされてます。
興味ある方はぜひv