30.孤独




  連れ出してくれる手を待っている



  今も昔も 僕は一人で



  羽根を捥がれて 閉じ込められたことに絶望し



  膝を抱えて 爪先ばかり眺めている僕は





  その扉がとっくに開け放たれていることを知らない




   






















こちらのお題は「黒詩同盟」様よりお借りしております


黒詩同盟