明けましておめでとうございます。
一昨日、築地の場内でマグロやらカニやらを大人買いしてきて、昨日はその食材を持って職場の同士で
ホームパーティー。
そして昨夜から今日一日中腹を壊し、一歩も外出できなかった元旦を迎えました。。。

腹を壊す事自体何年ぶりかも覚えてないくらいの事なのに、元旦に食らうとは今年一年を暗示しているようで一抹の不安を感じますが、例年どおりホドホドに生きていこうと思っております。

年末、池袋に行ったついでに久しぶりにDISK UNIONを覗いてみたら、年末中古セールが始まっていて新古合わせて8枚購入。
その前に取り寄せしたCD聴き切れてないのに新たに買ってしまう衝動をどうにかしないと・・・

DISKUNIONがデス・ブラック系を中心とした100数十タイトルの隠れた名盤的な音源に、対訳解説インナーとオビを付けたオリジナル国内仕様盤を出していました。

そのシリーズに入っていたノルウェーのトラッド系ブラックメタルバンド、Ulverの1stが今年最初のBGM。
己の音楽嗜好


95年にリリースされた時に購入して聴いた印象は、ノーマル声で歌いフォーキーで浮遊感のある展開が多い本作に物足りなさを感じたものだが、年と共に徐々にジンワリと良さが来たバンドであった。
同時期に出てきたOpethと似たような深さがある。

アコースティックだけの衝撃的な2ndと、プリミティブブラックになった3rdと合わせ「ブラック3部作」と言われていてBOXセットでもリリースされていた。
4th以降は完全にブラックからというより、ロックからもかけ離れたアンビエント音楽に移行してしまいそれからは聞いていないが、この1stと3rdは初期ブラックの名盤として継がれるだけの内容があると思う。

邦題「五つの御伽噺」
解説がついたことで、歌詞が古デンマーク語であることを初めて知った。
北欧民話的なオリジナルストーリーのコンセプトアルバムであり、ノルウェーの森に迷った少女を主人公とした寒々とする物語。
詩の世界観が分かったことで、幅広い曲構成の意味合いも一層シックリくるものとなって新たな聴き方ができるようになった。