NEW GEAR
やっと製作も落ち着いたところでたまにはミュージシャンらしくニューギターについて触れてみます。
この度COMBAT GUITARSに一本製作してもらいました。
その経緯ですが本田社長にはDEATHGAZEの頃からお世話になっており、当時も「一本作る?」とお話しは頂いてたのですが、そんなにギターを弾く場面も無くわざわざ作ってもらうのも申し訳ないし現状の機材で事足りてたので実現までは至らなかった訳なのですが、DARRELL結成の報告をした際にまた「一本作る?」と仰って頂いたので、今回はありがたく作ってもらう事になりました。
製作して頂いたギターがこちら。
COMBAT RRV 7弦モデル です。
元々このモデルの6弦ギターはCOMBAT GUITARSの製品で取り扱っており、ギターは見た目が一番と思う我にうってつけのシェイプだったのでそのモデルを元に7弦を使ってもらいました。
人生初の白いギターです。
完全オリジナルでは無いのでモデルの名前は無いのですが勝手に「白いの」って呼んでます。
現行モデルからカスタムされたところは
7弦仕様でフロイドローズから裏通しへ変更。
アームは要らない派です。
ピックアップはお任せしてBare KnuckleのNailbomb Black Battleがのってます。
ここ最近よく耳にするようになったBare knuckleですが、ローがタイトで嫌なザラつきが無いのでハイゲインでも音の芯がしっかり出ます。
若干こもる感じもありますがじゅうぶん音が抜けてくるので問題なし。
暴れる事の無い優等生で気に入ってます。
見た目もNailbomb Black Battleの名前の通り爪で引っ掻いたような傷があって気に入ってます。
ボディやヘッドのシェイプや指板などの木材はオリジナルのままでナイスです。
ちなみにハードメイプルで指板はエボニー、スルーネックで塗料はウレタンです。
まあまあ重いですが、重いギターの方が音もバランスも良いと思います。
スケールは628㎜のミディアムスケールです。
これは個人的にこだわっているポイントで、ギターヴォーカルをしているので、ライブ中はほとんどギターを見る事がありません。
どこを押さえているのか体で覚えているので、スケールが変わると感覚が狂ってしまうのです。
コントロールは1ヴォリュームのみ。
トーンをイジる事はないです。
今更ですがノブがプッシュ&プル仕様になってました。
ちゃんとオーダーシートにも記載されてました。
ブーストが出来るのかなーと思ってたのですが、劇的な変化が無いので謎なポイントです。
社長に確認しよう。
あとこれ。
ポジションマークがLEDで青く光るのです。
先程も言いましたがギターを弾く時にフレットを見る事がないので、完全に宝の持ち腐れですがたまに光らせて遊んでます。
2歳になる息子が喜びます。
あっ、嘘です。
弦はその時々で変えたりもしますが、基本アーニーボールの11-58です。
そんなところです。
実際オーダーするまでは正直オーダーってどうなんかなー?って思ってました。
オーダーした事のある人達の楽器を触らしてもらった経験上、そんなに良いと思えるポイントが無く、オリジナルモデルを持つ優越感にも魅力はありませんでしたが、このギターは良いですよ。
そんなに偉そうな事を言い放てるほどギターに詳しいわけではありませんが、それでもそれなりに色々なギターを弾いてきましたし、パッと見た感じと手に持った感覚でどんな音がするのかも大体の検討もつきます。
細かい事をやれあーだこーだとか、ほれどーのこーのとか言い出すとキリが無いので、このギター素晴らしいとだけ言っておきます。
この俺が良いと言うんだから、良い楽器を知っている人にはわかってもらえるはずです。
もし気になる人がいたら同じのオーダーしてみると良いですよ。
DARRELLの藍と同じヤツでって言えば良いです。
そんなに高くないはずです。
多分。
当分の間このギターで脳が揺れる爆音を奏でてやります。
そのうち8弦モデルも作ってもらおう。
最後にこのギターのマイナスなところですが、座って弾く時に脹脛(ふくらはぎ)にトンがった部分が刺さって痛いです。
なので普段はタオル巻いてます。
ちなみに、タオルは今治タオルです。