
終わりのクロニクル1〈上〉 電撃文庫/川上 稔
かつて世界は、平行して存在する10個の異世界と戦闘を繰り広げていた。概念戦争と呼ばれるその戦争に勝利してから60年。全てが隠蔽され、一般の人々に知られることなく時が過ぎた現在…。高校生の佐山御言は祖父の死後、突然巨大企業IAIより呼び出しを受ける。そして、この世界がマイナス概念の加速により滅びの方向へ進みつつあること。それを防ぐには、各異世界の生き残り達と交渉し、彼らが持つ10個の概念を解放しなければならないことを伝えられる。かくして、佐山は多くの遺恨を残した概念戦争の戦後処理として、最後の闘いに巻き込まれていくが…。川上稔が放つ新シリーズ、遂に始動。
感想
初めての川上作品だったのですが、面白い。よく考えられた設定と登場人物に難しい設定を分かりやすく説明する文章力は素晴らしかったです。
1の上巻でこれだけの内容が詰め込まれているのなら、あの鈍器が出来上がるのにも納得です。