リピート率とリピーター率の違いとは?(起業相談) | 女性起業家のための「まなび塾」と新米社長のための「経営会計塾」を主宰している辻朋子のブログ

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東京で起業をして、滋賀に本社を移し田舎暮らしを満喫、庭づくりを楽しみながらコンサルティング会社を経営している辻朋子のブログです。数字とお金の観点から経営改善の方法をアドバイスしています!

こんにちは。辻朋子です。

 

「リピート率の計算方法を教えてください」

 

メールコンサルティングメンバーさんからこのようなご質問をいただきました。

 

そもそも「リピート率」と「リピーター率」は違いますよね。

 

多くの人が混同しているようなのですが…

 

そこでリピート率とリピーター率の違いとは?をお話しますね。

 

まずは計算式から。

 

・リピート率

 

当月のリピート率=当月のリピート顧客数÷累計新規顧客数÷100

 

・リピーター率

 

当月のリピーター率=当月のリピート顧客数÷当月の総顧客数×100

 

計算式からわかる違いは「割る数」ですね。

 

つぎに説明です。

 

リピート率とは、今まで購入してくれたお客様のうち、どれだけのお客様が再び購入してくれているか、を確認するための指標。

 

カンタンに言うと、これまでに一度でも商品サービスを購入してくれたお客様のうち、何%のお客様が今月も購入してくれたのか?です。

 

一方リピーター率とは、当月に購入してくれたお客様のうち、どれだけのお客様が再び購入してくれているのか、を確認するための指標。

 

カンタンに言うと、今月買ってくれたお客様のうちリピーターさんはどのくらいの割合いるのか?です。

 

ここで実際に計算をしてみましょう。

 

まずはリピーター率。

 

12月のリピーター率を計算してみます。

 

12月のお客様の数が100人で、そのうち80人がリピーターさんだった場合は「12月のリピーター率は80%」ということになります。

 

(80人÷100人×100=80%)

 

つぎにリピート率。

 

12月のリピート率を計算してみます。

 

お店をオープンしてからの新規のお客様の累計が1000人だったとします。

 

そして12月はリピーターさんが80人の場合「12月のリピート率は8%」ということです。

 

(80人÷1000人×100=8%)

 

リピート率とリピーター率はとかく混同してしまいがちです。

 

この機会にぜひリピート率とリピーター率の違いを知っておいてくださいね。

 

起業してビジネスを10年20年続けるための秘訣は、こういう数字的な指標や目安をきちんと持つことです。

 

ビジネスは数字を味方につけるとうまくいきやすくなりますよ。

 

数字を味方につける方法はここにも登場します

 

 

 

 

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