手作りの良さ。って何ですか?
「手作りの温もり」?
「愛情が籠っている」?
でも、それって・・・伝わってますか?
「温もり」や「愛情」というのは、
そりゃ、作り手は愛情込めて丁寧に作っています。
胸張って「どうだ!!」って言えますよ。
しかし、
それはあくまで主観であって、
下手をすると自己満足に終わってしまいませんか?
一番大事なことは、
それが「相手に伝わるかどうか」。
どんなに自分が作品に愛情を注いで作っていても、
それが使う側=お客さまに伝わっていなければ、意味がありません。
最近ではあまり耳にすることは無くなってきましたが、
少し前には、
ホームセンターや100円ショップの大量生産品とよく比べられたもんです。
「高くない?」とか、
「こんなの私でも作れそう。」
など。
そもそも使っている素材からして質が全く違いますし、
「わかってないな。」と、思う反面、
「これでいのかな。」
とも思うのです。
素材のことだって、それこそ「知らな」ければ、
見分けることなんかできるハズもありません。
ならば、どこで「手作り」の良さを伝えるのか?
目に見える、機械の大量生産との違いは?
わたしは、それは一つ、 「丁寧さ」 だと思っています。
機会で作る商品には、何かしらの“隙”があります。
それは、「歪み」であったり、「磨き残し」であったり。
パッと見のそういう“隙”は、=「雑。」と印象付けられてしまいます。
「ああ、急いで作ったんだな。」
「所詮大量生産だから。」
手作り品でこういうことは決してありません。
いい加減に「こんなもんでいいか。」と、ささっと仕上げるような作り手を僕は知りません。
みんな誠実に、丁寧に。
素材に、作品に向き合っています。
きっと、
私たちには、
ただひたすら“ものづくり”に対して誠実に取り組むことしかできないんでしょうね。
「愛情」や「手作りの温もり」というのは、
その後についてくるもの。
使ってみて初めてわかる。
曖昧な精神論ではなく、
もっと “ロジカル” に。
お客さんには、
わかっていてもらいたいですからね。