Beautiful days 第4話 | しおりの妄想小説 ~嵐~

しおりの妄想小説 ~嵐~

大好きな嵐さんの妄想小説を書いています。







〈彩、祭行くだろ?〉


「うん、どうせ夜勤だし、みんなで…ゆまちゃんも楽しみにしてるしね♪」


‘彩先生、浴衣着せて~♪’






この界隈では夏の締め括りのビックイベント。






本当は潤くんと一緒に行きたかったけど…






〈彩は?浴衣着んの?〉


「えっ?あぁ…私はいいや…」


〈何で?着ればいいじゃん?〉


「いいよ…そんな浮かれる歳でもないしね。」


〈ダメ!着ろよ!わかった?
お前さぁ、楽しむべき時に楽しまないでいつ楽しむんだよ?
最近の彩はスゲー暗いし、つまんねー。〉






またしてもタケルくんにグサッとくる一言を言われてしまった私。






わかったよ…着るよ…
って渋々承諾したの。






お祭り当日…






〈おっ、やっぱ可愛いじゃん?
あぁ~彩があと10歳若かったらなぁ~
こう見えてこの人結構オバサンだからなぁ~〉


「うるさい…!」


〈あ、怒るとシワが増えるぞ~フフ〉


「もう!タケルくん!」


〈アハハハ…!〉






タケルくんはタケルくんなりに心配してくれてるのかも…なんて思ったり…






こうして、施設のみんなでお祭りに出掛けたんだ。






‘先生~わたあめ食べる~♪’


「あんまり遠くへ行かないで!迷子になっちゃう!あっ…!
ちょっ、タケルくん、ゆまちゃん追い掛けて?」


〈ったく、ゆま!!〉






たくさんの人たちに呆気に取られつつも、子どもたちに目を配ることに必死だった私。






「そらくん、危ないから手つなごう?」


[やだ~]


「ちょっ、もう!タケルくん、そらくんもお願い!」


〈はぁ?お前ら!!ったく!!〉






施設で一番大きいお兄ちゃんなタケルくんは、今夜は大活躍だ。






《今でこそあんなんだけど…》


「えっ?」


《タケル、今でこそあんなんだけど、ほんの数年前までは毎年迷子になってピーピー泣いてたんだぜ…フフ》


「んふふ♪そうなんですかぁ…?」






先輩が教えてくれたタケルくんの秘密…フフ






《あっ!》


「えっ?」






次の瞬間、急に先輩に肩を抱き寄せられた。






「えっ?」


《今の。こんな人混みで歩きタバコとか危ねー!ぶつかるトコだったよ。》


「あっ…すいません…」






全然意識していなかったけど…
先輩と言えども、男の人だ。






今、急に触れられて背筋がゾワッとした。






ただの親切心で助けてくれた先輩には申し訳ないけど…






身体が潤くん以外の男の人を拒絶してる。






やっぱり正直だね…






離れたら余計に想いが強くなっていく気がする。






忘れられないの…






空を見上げれば大きな打ち上げ花火がとっても綺麗。






「潤くん…花火…綺麗だよ…
一緒に来たかったな…」






空を見上げれながら、自然とそう呟いてしまっていた。