イチオクノホシ Ⅲ 第19話 | しおりの妄想小説 ~嵐~

しおりの妄想小説 ~嵐~

大好きな嵐さんの妄想小説を書いています。







ニノside―






次の日…






思いの外仕事が早く終わって、亜希に早く帰れそうだと連絡した。
久々に亜希の作るハンバーグが食べたくて…






でも生憎、亜希は残業らしい。






プルルルル…






部屋で亜希の帰りを待つ間、意を決してあの子に電話をかけた。






プルルルル…






プルルルル…






出ない…






空振り…ですね…






はぁ…どうすっか…?






ソファーに座り、天井を眺めながら考えた。






ワタシは何も構わないんですけどね。






亜希のことが世間にバレても別に…






ただ、亜希はそうはいかないんじゃないかと…
亜希自身と亜希の会社やその他諸々に迷惑がかかるのは…






厄介な相手にひっかかっちゃいましたね…






簡単にわかってもらえるとは…






あの時、あの子に言われたんですよ。






〈私には無くて、亜希先輩にあるものって何ですか?
どうやって亜希先輩は二宮さんのこと…〉






その質問に答えるわけないじゃないですか?






答えたら亜希とワタシの関係を認めてるようなもんで、きっとあの子はそれを望んでる。






だから絶対に言わない。






でも一つわかったこと…






それは…






ワタシじゃないってこと。






あの子の目的はきっとワタシじゃない。






本気でワタシを好きなわけじゃない。
たまたま亜希の相手がワタシだったってだけでそこは…
誰だって良かったんじゃないですかね?






現にワタシのことをよく知りもしないで…






亜希にライバル心剥き出しのあの子。






一体何がそうさせるのか…?






次の日、朝起きるとあの子からメールが届いてたんです。






‘会社に携帯忘れちゃって。
せっかく電話くれたのにごめんなさい。
今日、お昼休みに少し話せますか?’






だって。






昼休みであろう時間帯を見計らって電話をかけた。






『もしもし?』


「もしもし?♪」


『二宮ですけど…』


〈はい。やっぱり電話くれたドキドキ
今、職場のみんなとランチ食べてます。フフ〉






ランチ食べてます…って…






『コレ、入れたのわざとでしょ?』


〈何のことですか?フフ〉


『まぁ、別にいいですけど。
んで、どうしたいんですか?』


〈んふふ♪
デート、してください♪〉


『ハハ…デートねぇ…
いいですよ?別に。』


〈本当ですかぁ?♪
嬉しい~♪〉






こうして二人で会う約束をしたんです。






その日の夜―






『ねぇ亜希?』


「ん?」


『仕事、楽しい?』


「うん…」


『最近変わったことは…?』


「ん?特にないけど…」


『ならいいけど…』






亜希を抱きしめながら考えていた。






亜希は何も心配しなくていい…
ちゃんと俺が守るから…