One Love Ⅵ 第9話 | しおりの妄想小説 ~嵐~

しおりの妄想小説 ~嵐~

大好きな嵐さんの妄想小説を書いています。







潤side―






翌朝―






シャワーを浴び終えバスルームを出ると、部屋中にコーヒーのいい香りが漂っていた…






彩はこうして毎朝コーヒーを煎れる…






それはインスタントでもなく、コーヒーメーカーでもない、ペーパードリップでゆっくりと煎れるんだ…






お互いすれ違いの生活の中で、この時間がどれだけ大切か…






俺は彩を後ろからきつく抱きしめたんだ…






耳元に唇を寄せると少しだけビクッてなって、そして恥ずかしそうに俯く彩…






ドラマに入るとマジで一緒にいられる時間が取れなくて、出来る限りこうした些細な時間を大事にするようにしてる…






けど、俺自身が仕事にのめり込み過ぎちゃうトコあんだよな…






たぶん気づかないうちに寂しい思いをさせてんだろうな…






彩…ごめんな…






〈彩ちゃんって、いつから酒飲まなくなったの…?〉






朝、コーヒーを飲みながら旬に聞かれた…






彩はもう仕事に出かけた後だったんだけど…






『ん…?そんなことないんじゃね…?』


〈そぉか…?〉






全然気にしてなかった…






少し元気がないように感じていたけど、それはやっぱり俺がドラマに入っているからで…






いつものことで…






申し訳ない気持ちもあるし、どうにか心の距離を保とうと努力しているつもりだし…






第一、俺と彩は深い絆で結ばれてるんだ…






彩は運命の女…






仕事が終わり部屋に帰ると彩が待っていてくれる…






どんなに疲れていても彩を抱きしめて眠れば…






守るべき存在がいる強さを感じてた…






俺自身、そんな気でいたんだ…






〈潤はさ、彩ちゃんじゃないと絶対ダメだな。今、彩ちゃんのこと考えてますって顔に書いてあるぞ…ハハ〉


「うるせーよ…そういう旬だって優じゃねーとダメじゃねーかよ。浮気しても許してくれるなんてそうそういねーだろ?」


〈うるせー…ハハ〉






別にあんまねーけど、たまには男同士でそんな話をする時だってある…






彩が隣でいつも笑っていてくれれば…






要するに男ってのは…






単純な生き物なんだ…