One Love Ⅴ 第35話 | しおりの妄想小説 ~嵐~

しおりの妄想小説 ~嵐~

大好きな嵐さんの妄想小説を書いています。







「んふふ♪そんなこと言わずにどうぞ♪」






空いたグラスにワインを注ぐ…






両手でボトルを持ち、グラスに注ぐ私の隙をお偉いさんは逃さない…






「キャッ…!」






ボトルだけは落とさないようにと何かの本能が働いた…






この際そんなのどうでもいいはずなのに…






お偉いさんの手はしっかりと私の胸を捕らえたの…






咄嗟に出た声…






全身に悪寒が走る…






はぁ…






はぁ…






はぁ…






あの時の悪夢が蘇る…






マズイ…






この発作は…






ちょうどその時、美紗さんが戻って来て私の変化に気づいてくれた…






“ゆっくり息して。それからあとは任せて。”






口パクでわからないけど、たぶんそう言ってくれていたんだと思う…






私と美紗さんでお偉いさんを挟む形で座る…






[ねぇ凜子さんが飲まないなんてズルイですよね~?]






お偉いさんに甘えた風にそう問い掛けた美紗さん…






[この際、凜子さんじゃなくて私主演に変えちゃいません?]






お偉いさんの顔を覗き込み、手はお偉いさんの膝の上に置いている…






美紗さんだって凜子さんに負けないくらいとびきりの美人だもん…






下手したらそんな冗談が冗談じゃなくなるかも…






そんな風に思えるくらいにお偉いさんは美紗さんにやられていた…






すぅ~はぁ~






すぅ~はぁ~






大きく深呼吸する私…






[じゃあ、みんなでもう一度乾杯しましょ?♪]






仕切なおして、今度は凜子さんも交えて乾杯する…






〈ん~美味しい♪みんなも飲んで飲んで~♪〉






これはきっと口癖なんだ…






盛り上げるフリして実は自分があまり飲まない為の作戦…






相手に散々飲ませて自分はおいしいとこを攫うんだ…






そうはさせない…






「凜子さん全然飲んでないじゃないですかぁ~」






今度は私が凜子さんのグラスにワインを注ぐ…






「凜子さんって、意外とお酒飲めないんですね♪つまんな~い♪」






お偉いさんは私たちを“可愛い”“綺麗”と褒めまくり上機嫌…






いつの間にか凜子さんはかやの外…






さすがに面白くないらしい…






[凜子さんそんなんでもうギブアップですか?フフ]


〈まだ飲めるわよ!〉






大人気ないのはわかってる…






こんなのするべきじゃないけど…






結果、こうなっちゃったんだもん…