(何なにぃ~?リーダーと萌ちゃん内緒の話~?教えてよぉ~?怪しいなぁ~)
『そんなんじゃないよ…ね?』
「あっ、はい…個展の…」
(個展?あぁ、そういうことね。萌ちゃん絵好きだって言ってたもんね。あっ!リーダー俺も時間取れたら行くからね!)
『うん、ありがと。』
いずみとの約束通り、萌ちゃんに手渡した一枚のカード…
“彼女に今渡したよ”
すぐにいずみにメールした…
“ありがとう。今日は夕飯一緒に食べられそう?智くんの好きなモノたくさん作って待ってるね♪”
フフ…
思わずにやけたと同時にすかさずニノからの鋭い突っ込みが入る…
〔オジサン、気持ち悪いんですけど?〕
『うるさいなぁ…フフ』
〔あんま深入りしない方がいいですよ?あとで面倒なことになっても知りませんよ?〕
『えっ…あぁ…うん。』
相変わらずDSの画面に視線はあるのに、どんな時もニノはよく見てる…
それは萌ちゃんのことで…
確かにその通りなんだ…
この時のオイラはまだ何もわかってなかった…
萌ちゃんに辛い想いをさせてしまうことも…
オイラ自身もどうしようもなく苦しむことも…
そしてみんなにも…
オイラは大バカもんなんだ…