One Love Ⅴ 第14話 | しおりの妄想小説 ~嵐~

しおりの妄想小説 ~嵐~

大好きな嵐さんの妄想小説を書いています。







潤side―






それから、いよいよ舞台の稽古も本格的になって、稽古終わりに共演者と飲みに行くこともしばしばで…
もちろん他の仕事もあるし…






そういえば最近彩の寝顔しか見てないなって日が続いてた…






でも仕事だから仕方なくて、彩もそれをわかってくれてる…






疲れて帰って、ベッドに入ると一瞬だけ“おかえり”って目を覚ます彩…






またすぐにスースーと寝息をたてるんだけど、それが今の俺の一日の終わりっていうか、リセットボタンっていうか…






また明日も頑張ろうって思えるんだ…






そんなことがもうひと月くらい続いてた…






〈潤くん、台詞合わせ付き合ってもらえる?〉


『あっ、いいっすよ…』






その日は凜子さんと二人で残って稽古してたんだ…






〈ココ、もっとこうした方がいいと思うんだよなぁ?〉






本番までそんなに日もないから真剣に話し合って、稽古して…






〈好きよ…?〉


『えっ…?』






凜子さんの腕が俺の首に絡まり、今しっかりと見つめられている…






確かにヒロイン役の凜子さんが俺にそんなセリフを言うシーンがある…






でも今まで全く違うシーンを台詞合わせしていたから、突然でちょっと驚く俺…





『あっ、そのシーンやります…?』






慌てて台本をめくると…






〈ねぇ、潤くんってさ…鈍感なの…?〉


『えっ…?何がですか…?』






まだ凜子さんの腕が首に絡まったままで…






〈そんなとこも可愛いけどね…〉


『凜子さん…?』


〈ねぇ潤くん…?〉


『えっ…?』






ゆっくりと顔が近づいてきて…






『凜子さん…いやっ…ちょっ…』






咄嗟にぐいっと凜子さんを押し退けたんだ…