真夜中…
仕事を終えた潤くんが心配して来てくれた…
時間も時間だし、美和さん家だし…でも潤くんがどうしてもって…
『彩、大丈夫…?』
「うん…」
『何があったの…?』
「…………」
『彩…ごめんな…傍にいてやれなくて…』
「うん…」
久しぶりの潤くんの匂いになんか…安心しちゃって…
「グスン…潤くん…」
『ごめん…マジごめん…』
ギュッとキツク抱きしめてくれる潤くん…
「このまま付き合っていく自信ないよ…グスン」
『んなこと言うなよ…』
「“早く別れてよ”って言われたの…それって…私たちを良く思ってないってことだよね…グスン」
『俺が守るから…大丈夫だから…彩がいなくなるとか考えらんねーから…』
「うん…グスン」
私も、潤くんのいない世界なんて考えられないよ…
でもきっとそれは…
高い代償を払って築き上げていくものなんだなって…
最初からわかっていたはずなのに、今までだっていくらでもあったはずなのに…
今回のは…
やっぱりキツイよ…