潤side―
彩と会えない生活…
もうずっと一緒にいるから、彩のいない部屋に帰ると違和感を覚える…
杏奈との一件の時だって確かに2ヶ月会えなかったけど、自分達の意志で会えないのと、この状況とは違う…
毎日少しでも時間が空けばメールしたし、電話もした…
『彩…大丈夫…?』
「うん…美和さん一緒だし…」
『美和さんのご飯が美味しくてまた太っちゃう…?フフ』
「気をつけるもん!」
『俺はちょっとプニプニしてるくらいの方が好きだけど?』
そんなちょっとした会話も今はすごく大事な時間…
「潤くん…会いたいよぉ…」
『ごめんな…』
誰かの悪質な悪戯か…
マスコミ関係者か…
しばらくすればほとぼりが冷めるもんだと思ってた…
だけどあの写真の贈り主はどんどんエスカレートしていった…
毎週決まって送られて来るその封筒の中身…
彩の通勤途中に撮られたであろうもの…
仕事中、子どもたちと散歩している姿…
これはただ事じゃない…
目的は俺じゃないのか…?
彩なのか…?
こんな時、傍にいてやれない自分が情けない…
念のため知り合いの弁護士に相談した…
万が一何かあったらすぐに連絡が取れるように、一応彩には俺専属のマネージャーと田中さんの連絡先も教えた…
(まだ写真送られてくるんっすか…?)
『うん…何か目的が俺じゃない気がするんだよね…』
(今回かなり悪質ですもんね…)
『みんなに迷惑かけてごめん…』
(いや、潤くんが謝ることじゃないでしょ…)
ニノが心配してくれる…
(潤くんあのさ…)
『ん…?』
(いや…俺に出来ることあったら言って…)
『ありがと…』
そんな日が続いた…