風~k.n~ 第5話 | しおりの妄想小説 ~嵐~

しおりの妄想小説 ~嵐~

大好きな嵐さんの妄想小説を書いています。






「もしもし…?」


『もしもし…?今どこ…?』






今までこんなにもあなたの声を愛おしいと思ったことはなかった…






『すぐ行くからそこで待ってて…』






あなたは言ったの…






『ばーかっ…』






あなたの指が私の髪をなぞる…






逆立った私の心はきっとすぐにはあなたを受け入れられない…






だってあなたも私の嫌いな男…だから…






でも、カズはちゃんとわかってる…






私を宥めながら…






見つめながら…






少しずつ心の距離をはかって…






警戒した私を溶かしていく…






決して逞しい腕ではないけれど…






私を包むその腕はとても温かくて…






心地好い…






『だから、いい加減素直になんなさいよ…?』


「えっ…?」


『俺っていうこんなにいい男が傍にいんのに…』






思いもよらぬその言葉に、私は一瞬にして身体が熱くなった…