沙織side―
ピンポ~ン♪
ピンポ~ン♪
ピンポ~ン♪
そんなに何度も連打しなくても…
ガチャガチャ
『沙織~!ごめん!!マジごめん!!!』
ガバッ…!
「ちょっ!雅紀…!!」
『本当にごめん!ごめんね?』
「雅紀っ…痛いよ…」
『あっ、ごめん…!』
「とりあえず中入ろう…?」
仕事終わりにダッシュで来て額には汗が滲んでて、待ちきれなくてインターホンを何度も押して、ドアが開くなり謝りながらギュッって抱きしめられて…
そんな雅紀を見てたら…
「雅紀…」
いつの間にか自分から唇を重ねてた…
ちょっとビックリしてた雅紀…
『怒ってないの…?』
って、心配そうに私を見つめるその瞳に…
私の胸の奥がキュンってなった…