次の日…
いつも通りドラマの撮影で、ロケも終わって深夜…
マネージャーの車で家まで送ってもらう途中…
信号待ちで停車すると、目の前に沙織の姿を見つけた…
沙織が帰ってくるのは明日のはず…
俺、疲れてんのかな…?
人違い…?
ん…?
背が高くて、スーツをビシッと着たイケメン風の若い男の人と話をしてる…
やっぱり沙織だよね…?
『ごめん!ここで降りるから!!』
俺はダッシュで沙織のもとへ走ったんだ…
「またまたぁ!冗談が過ぎますよ~?」
〈冗談じゃないから…考えといてよ〉
何、肩なんか抱かれてんだよ!
『沙織!』
「えっ…?」
『何…してんの…?』
「何って…」
〈じゃあ僕は帰るから…沙織ちゃん、さっきの話考えといてね?〉
その男はタクシーに乗って去っていった…