「もう…何でよ…グスン…」
泣いている杏奈をずっと抱きしめた…
「もう…優しくしないでってばぁ…グスン…」
不謹慎だけど、泣いてる杏奈も可愛いよ…
「年下のクセに…ひっく…何でよ…グスン…」
確かに俺はガキだけど、こうして抱きしめてやることは出来るよ…?
話を聞いてやることだって出来る…
ずっと傍にいてやれるよ…?
だからいつまでも強がんなくていいから…
「潤くん…グスン…優しすぎるよ…グスン…」
『やっとわかったの?俺、超優しいんだよ…?(笑)』
「バカッ…///…子どものクセに…グスン…」
ちょっとだけ杏奈が笑ってくれたことが嬉しかった…
『もう遅いから、帰ろう?』
「……うん」
杏奈と手を繋いで歩いた…
どれくらい中庭にいたのかわからないけど、杏奈の手はスゲー冷たくて…
俺はしっかりと握りしめたんだ…