ROCK YOU 第29話 | しおりの妄想小説 ~嵐~

しおりの妄想小説 ~嵐~

大好きな嵐さんの妄想小説を書いています。






急いで部屋に帰り、抱きしめたい気持ちを抑えて…
とりあえずどーしていいのかわかんなくて…






沙織さんをソファーに座らせて、俺は…






何て声をかけるべきか悩んで…
わかんなくて…
落ち着かなくて…






ソファーの前を行ったり来たりウロチョロして…






あ゛~!!もう!!!






『あのさっ!あの…その…だから…』


『…………不倫……してたの』


『…えっ?』


『私…3年前まで不倫してたの…この前…偶然会ったあの人なの…』


『…………』


『ずっと忘れたくて…3年経ってやっと忘れられそうだったのに…また偶然会ってしまったから…だから…』


『…………』


『さっき、急に彼が部屋に来て…離婚するからやり直さないかって…』






俺は…
沙織さんの過去を洗いざらい聞いたんだ…






『私は最低な女なの…だから…だから…相葉くんに…好きになってもらうような…そんな女じゃないから…』






彼女はずっと泣いてた…






俺…気の利いたセリフなんて言えないからさ…






『やり直そうって言われてさ…何て答えたの?』って…


『ねぇ…?今でも好きなの…?』って…


『何で部屋飛び出してきたの…?』って…






ストレートに聞いたんだ…






今、彼女にそんなこと聞くのは酷かもしれない…






でも大事なことなんだ…






『また…あの頃に戻りたいなんて思わない…もうこれ以上は無理なの…これ以上…彼と一緒にいたら…私…本気で…生きるのが嫌になる…』


『…………』


『やり直そうって言われて…押し倒されて…私…あの頃みたいにまた同じこと繰り返したくないから…だから…逃げてきた…』


『……そっか』






俺は、志村さんに連れられて初めて君に会った時…
君の笑顔にやられたんだよ…?






失恋の傷を癒してくれたのは君の笑顔だったんだ…






だからずっと笑ってて欲しいんだ…






泣いてる沙織さんなんてやだよ…






俺はその笑顔を守りたい…






『俺、沙織さんのこと好きだよ。沙織さんが俺のこと嫌いでも、俺は好きだから…俺が一緒にいたいから…好きになってもらうような女じゃないなんて言うなよ…』






過去は誰にだってあるんだ…






過去は消せない…
彼女のしたことは決して褒められるようなことじゃない…






だけど、人を好きになるのに理由なんてないんだよ…






たまたま好きになった人に奥さんがいた…






それだけのことだって…






二番目でも…
その先に未来がなくても…






一緒にいたいって…
そう思っただけだよね…?






もう十分彼女は傷ついてる…
きっとその心の傷を一生背負って生きていく…






もういいじゃん…
もう…十分だよ…