美紗side―
たまたま彼から連絡があって…
部屋の鍵とか…
それなりにちゃんと付き合っていたから…
いつか会って話しをしなきゃって思ってたから…
いつも彼と待ち合わせに使っていたカフェに来たの…
別れが決まって、もうお互い別の道を歩き出していたからかな…?
妙に穏やかな空気が流れて…
自然と笑ってた…
彼とはキッパリ清算して…
これからは本当に前を向いて歩ける…
そう決意して…
指輪を外したの…
彼に指輪を返すつもりだったけど…
返されても困るし、それは美紗にプレゼントしたものだから…
そう言われて突き返されたの…
コレ…
どうしよう…
そんなこと考えながら…
あれ以来ずっと気になっている櫻井くんからの連絡を待ってる自分がいた…
相手はスーパーアイドルの櫻井くんだよ…?
私から連絡するなんて…
私…年上だし…
世間じゃアラサーとか言われて…
バリバリ働く強い女を演じて…
でも…
笑われるかもしれないけど…
そういうトコ…
凄く女子なの…
臆病なんだ…