母なんて…
女性にとって、母は自分を身籠もってから自らの体内で大切に長い期間を育て、
この世に生を受けさせてくれ、その後惜しみない愛を注いで育ててくれ、
なおかつ思春期などの迷いや悩みが生まれる時期に相談に乗ってくれ、
様々な知識を与えてくれる存在…と考えるのが至って普通なのでは?
と思っていた時期が私にもあった。
けれど今の私にとってはただの足かせであり、悩みの種であり、苦悩の元凶になっている。
…なんて悲しくも切ないのだろう?
ではその感情を何か変えられる要因はあるのか?
と考えても…何もない。
そう、何もないことは誰よりも私が一番理解している。
今の母の状態を父から聞かされた。
どうやら鬱の状態と平常の狭間にいるらしく、私や父に投げかけた暴言などを反省しつつあるらしい。
…どうせ少ししたら忘れてしまうことなのにね…
それを知ってしまっている以上、そこから私の感情の変化は生まれない。
…それも悲しい話なのよね、実際。
ただだからといって無理にその状況を変えるつもりもないし、
変わる事もないだろう。
血縁や血のつながり、そして肉親や親子愛などという言葉は私は理解出来ない。
唯一それを認識出来るのは父と祖母、そして父方の親類にだけ。
明日久しぶりに小学校の同窓会がある。
基本的にそういうイベントにはあまり興味はないのだけれど、
大分過去のことなのでまぁ参加してみようと珍しく参加する。
…でも。
多分嫌な思い出や悲しい記憶が蘇るのだろう。
せめて一つでもいいから良い記憶や楽しかった思い出が私の記憶の奥底から発掘されることを切に願う。