大分前のお話になりますが。 | Dears~若年性乳がんと私~

大分前のお話になりますが。

今から書く内容は、あくまでも私個人の意見です。

だから当然ながら賛否両論があるのは分かっています。

ただあくまでも私の価値観であり、私がメールを頂戴した中で考えて…考えた結論です。


「グラマラス」が企画し、数名の女優さんやタレントさんがセミヌード撮影をされた写真集を発売し、

集まった寄付金を専門の協会などに送られたということがありました。

その件についてご意見を求められた事があったのですが…


私は別に構わないと思っています。


こう言うと語弊があるかもしれませんので改めて私の考えを書かせていただきます。


まず私(30代)が乳がんを発症したのは20代です。

じゃあその時に乳がんについて自分が知っていたか?と言えば…Noです。

病名は知っていましたが、どうすれば良いのか?どうすれば治療出来るのか?

そういったモノに対する知識はほぼ皆無であり、嫌な言い方をすれば興味がありませんでした。

だって…

自分がなると思っていなかったから。


だからこそ自分がなった後、何かこれから乳がんになる人達に向けて出来る事はないか?と考えました。

しかし…

一般人の私の体験談なんていうのはなかなか皆さんには伝わりません。

ではそれが芸能人や女優さんが取り上げてくださったら?

効果は一般人の私がやるよりは確実に認知度は上がるでしょう。


悲しい言い方ですが、手段や方法はどうだって良いのではないでしょうか?

確かに私も左胸を失っています。

現在も再建などはしておりませんから、ブラジャーにシリコンパットを入れて日常生活をしています。

じゃあその胸を見てなにか感じるか?と尋ねられたら…

私は迷いもなく言うでしょう。

「戦った証でしょ?」

と…


彼女達の写真集は購入していませんが、ネットやニュースでちらっと拝見しました。

確かに綺麗だなぁと思いましたし、うらやましいとも思いました。

ただそこで嫌悪感を持ったか?と聞かれると…持ちませんでした。


失ったモノ(胸)は失ったモノ(胸)であり、戻っては来ません。

人が持っているモノ(胸)を見ればうらやましいと思う気持ちは消せません。

けれど。

病気になって得たモノだってあるのです。


私は病気になったお陰で心から信頼出来る恋人と友人・親友・恵まれた職場とスタッフに巡り合う事が出来ました。

これはきっと病気になっていなかったら得られなかったモノでしょう。


振り返っても手に入らないモノがあることくらい、人間やっていれば分かります。

ならば…今手にあるモノを大切にする事に力を注いでも良いのでは?と思います。


私はmixiでコミュを持っていますが、そこに敢えてトピを立てる事を止めました。

もし私のコミュに参加され、今回の写真集に対して思う事があれば、

誰かがトピをお立てになると思ったからです。

けれど…

私が知っている限りではどなたも立ててはいません。

それがどういう意味だと思いますか?

恐らく様々な思いはあると思いますが、結果としてそのキャンペーンの内容は別として、

キャンペーンを元に乳がんの早期発見に興味を持ってくださる方が増えれば…

と思われる方が多かったのではないかと推察します。

違うかしら?


今後の私のスタンス。

「若い人でも乳がんになる。だから早期検診は必要であり、重要。」

これを伝える手段を考えること。

それが決してネガティブキャンペーンになってはいけないと思っています。

私が一番怖いと思う事。

ネガティブキャンペーンをすることによって、マスコミやメディアが取り上げてくれなくなり、

協力してくださる企業などが失われる事ですから…


異論・反論が出てくるのを承知で書いていますので、ご意見がある方は私宛にメールを下さい。


これがmixi内「若年性乳がんについて。」管理人のlunamariaとしての意見です。