3月7日は、満月でした。

見た時、頭上に高く、小さく輝いていました。

 

3月8日の朝、西に少し大きくなった月が見えました。

 

月を見るようになったのは、会社勤めをしていた最後のほうで派遣社員さんに出会っってからです。


それまでは、どこから来たのか、満月はなぜかこわかった。人間の気を惑わせるもののイメージがあったようです。今は、きれいだなぁ、と見上げることができます。

 

イエメンでは、ほんとに月が大きかったです。

道路の上にのっかっているかと思うほど。首都サナアの標高は2250mでしたが、冷静に月との距離を考えたらそれほど影響があるとは思えませんね。

 

あんまり月が美しくて、うっかりカメラを向けたら、軍が通りかかって「何してる!」と言われ、しまった、と生きた心地がしなかったことがありました。ブログにいつか書いたと思います。

 

「アナ、アーシフ(ごめんなさい)、カマル、ジャミーラ、ジッダン(月がとってもきれいで)」

 

すぐにカメラをおろして、月を指すと、そりゃそうだ、というように笑って軽トラックは去っていきました。写真は撮りませんでした。そりゃそうだ。

 

荷台に、迷彩色の軍服を来て長い銃を持った若い兵士たちが7~8人は乗っていたと思います。うっかりにもほどがある。それにしても、よく、できもしないアラビア語の中から、この言葉が出てきたものよ。人間の本能ってすごい。命拾いしました。本能さん、ありがとう。(へんなオチですが)

おとといの朝だったかな、三日月、きれいだったよ。

趣味のピアノで、今年練習をはじめた新曲は、「海の見える街」とブラームス「愛のワルツ」1、2、15番でした。

「海の見える街」は、友人のピアノ教室の発表会ですてきな曲だなと思って楽譜を入手、練習をはじめました。スタジオジブリの「魔女の宅急便」のテーマソングだったようです。

少し哀調ではじまる「海の見える街」は、弾くたびに切ない気持ちになり、心がもたないので、明るい曲を弾きたくて、見つけたのが「愛のワルツ」でした。

原題は「ワルツ」のようで、なぜ「愛の」がついているのかわかりませんが、16の小曲のうち、2番と15番はほぼどなたでも、お聴きになったことがあると思います。

1、2、15とも、弾いていて本当に心地よく、いつまでもそのまま弾き続けたくなります。「ブラームスはお好き」でしたっけ、そんな本があったと思いますが、これが他の作曲家ではなくてブラームスなのが分かる気がします。私もブラームスが好きです。ブラームスについては、いつだったか書いたことがありますが、キャラクターも大好きです。曲とのギャップがかわいくて。

来年は、どんな曲に出会い、どんな曲を練習することになるのか、楽しみです。

今年もピアノにありがとう!

 

大晦日、紅白を見ながら、書きたかったブログの一気書き中です。

父:「まあ10時だ(もう10時だ、名古屋弁)早いなぁ」
私:「おやつにする?」
父:「する~」

父の好きなコーヒーをいれて、ティラミスチョコのいちごとホワイトを1つずつ添えました。父の好きなコーヒーは、インスタントコーヒーにお砂糖を2杯、お湯でとかすだけの、簡単なコーヒーです。

チョコは食べないかもしれないと思いつつ、彩りで出したのですが、意外にもコーヒーより先に手を伸ばし、2つをあっさり食べたので驚きました。

私:「おいしいでしょう」
父:「おいしいなぁ」
私:「もっと食べる?」
父:「食べる」

私:(心の中で「あら、なんと」)
父:「おいしいよ、XXも食べやぁ」(名古屋弁で私にもすすめてくれている)

父は、私が続けて出したいくつかを食べ、さらに袋から自分で出して私にもすすめてくれました。ナッツが入っている、と気に入ったようです。


ティラミスチョコは、今年、友人に教えてもらった大阪のおいしいお菓子です。家族にも食べさせてあげたいなと思い、浅草のドン・キホーテで買ってきました。


母は骨折後のリハビリで入院中で、コロナの影響で面会も外出もできず、年末年始を父と二人で過ごしています。

 

大晦日、ティラミスチョコがもたらしてくれた、父と二人の、思いがけないほど平和で穏やかな時間でした。

 

このチョコを教えてくれた友人に、今年、たくさんの心あたたまる時間をいただきました。心から、多謝!

きのう、年賀状を書き終えました。今日、最後の投函に行きますが、何分田舎なので、三が日にも届かないかもしれません。ごめんなさい。

昨年(今年はじめに届く年賀状)は、祖母の喪中でお出ししませんでした。喪中のご挨拶も失礼しました。反省して、お年賀状をいただいた方には、ア行から順番に、寒中お見舞いや、その後は、お年賀状のお礼と元気です、というご返信を書いていたのですが、半分いかないうちに、今回の年賀状が見えてきてしまい、今回に譲ることにしました。

年賀状の習慣はそのうちe-cardなどにかわると思います。時代に遅れていますが、今回も、みんなが仲良くできたらいいなという思いで手書きしました。

世界が平和になりますように。

みなさまのご健勝とご多幸をお祈りしつつ。

2022年は、静かで穏やかで、ほんのり明るい年でした。ふんわりあたたかく、真綿に包まれているように幸せな一年を、みなさま、ありがとうございました。

 

2年前の6月に早期定年を選んで退職、半年ほどで失業保険も終わり(就職活動するのが面倒で、一時金もらってやめちゃった)覚悟して辞めたのに、所属や収入がなくなることがこんなに精神を不安定にさせるのか、と思い知った時期がありました。

 

ある日コーチのトレーニング中の雑談で、3年ぐらいはかかるよ、と言われてつきものが落ちたようにほっとしたことを思い出します。折に触れて励まし、ご助言くださった先輩コーチの方々、ありがとうございました。

 

今、収入が安定したわけではないですが、それほど贅沢をする方でもなく、なんとかやっていけています。少し質素なくらいのほうが性に合っているのか、いっそう落ち着けているようにも思います。お金のありがたさ、それを大切に使うことの喜びを感じています。

 

両親もかなり弱ってきており、これからどうなるかわかりませんが、ぼちぼちと最後までつかず離れず一緒に、これからも、静かに暮らしていけたらと思います。

 

こんなに静かで穏やかで幸せな日々が送れる日がくるとは、思いませんでした。

関わってくれている方たち、環境、すべてにお礼を申し上げます。

 

亡くなった親友が晩年、生きてるだけで儲けもの、とよく言っていました。

ほんとに、そうだね。

 

一年、ありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

目覚まし3時50分の生活がどのぐらい続いていたでしょうか。

定年退職してからも、ずっとこのままだったんですが、最近、ゆるめていたら、調子がくるってきました。

 

朝7時のニュースを見ると、これがふつうなんだろうと思うんですが、朝5時前にテレビをつけると昨晩のワールドビジネスサテライトニュース(再放送)が見られてラッキー、と思っていたうれしさを味わうことができません。

 

夜、早く寝るのも楽しみでしたが、なんだか最近は夜の残務処理に時間がかかって、ちっとも終わらないし。勤務しているわけではないのに何で残務処理?

 

平日は、5時に英語の先生から電話がかかってくるので、一時、これを目覚ましがわりにしてみたのですが、そうすると、朝の時間が短くて、なんだか一日ゆったり過ごせないです。慣れの問題かと思ってしばらく続けてみたのですが、どうもなあ・・・。

 

何時に起きるのがよいのか、2023年は、もう少し試行、思考してみます。

 

とりあえず今は、3時50分に目覚ましをかけて起きたあと、10分刻みでタイマーをかけ、英語の本を読んだり(意味がわからなくてもとりあえず読む)、手紙を書いたり、日記を書いたり、一回居眠りしたり、英語の先生の電話まで、幸せな時間を過ごしています。・・・そう、この時間、幸せなんです。この時間が長くとれるので、早起きできるとうれしいのかもしれません。

そろそろ年末。2023年をどんな年にしようか、したいか。

コーチングのテーマにしたりしながら、少しずつ考えています。

 

その(1)まず、運動!

今年はじめた朝の5分ジョギング、割と長く続いて、1~2週間に1分ずつ延ばし、9分ぐらいまできたところで入院中断。もうすっかりよいのでまた5分から始めようかな、と思うのですが、外が寒い・・・。やっぱり、寒いのと暑いのだったら、暑いほうが好きです。早くあたたかくなりますように。

 

そして朝、暗いんですよね。ちょっとこわいかな。

私は大きいので、危険はかなり低減されるはずで、まあ大丈夫といえば大丈夫なんですが。

 

どこかで決断してはじめないと、このままでは体力は落ちる一方です。今では、スポーツしてたことがあるように見えないほどへなちょこ。少しトレーニングすれば戻ると思っていましたが、簡単に取り戻せたのは30代ぐらいまでですかね。

 

ということで、来年、ひとつ目標でもつくろうかと。どこか5キロマラソンを探して出ようかなと思います。出なくても、それを目指すと、少しやる気が出そうです。

 

せめて、ストレッチだけでも、明日からはじめよう!

 

後日追記:

これを書いたその日と翌日ぐらいはストレッチしました。断続的ですが、すっかりやめてしまわないよう、ぼちぼちやります。

 

だれかと一緒にやると続くかも、と思って考えたら、そういえば、同じマンションの姉さんがよく朝ウォーキングに行っている、とおっしゃっていたのを思い出しました。

コロナであまり行き来しないようにしていますが、ちょっときいてみようと思います。

一緒に歩かなくても、出発のときだけでも顔を合わせたら、なんとなくできそうな気がします。

「・・・これからは、奥さんとの時間を大切にしようと思って。

 仕事ばかりしていて、妊娠から子育てまでほぼ参加していない。

 24時間働けますか、の時代だった。

 家庭のために休むなんて考えられないと思っていた。

 奥さんも、たぶん、がまんしてた・・・」

 

最近心に残った会話です。

定年を迎え、再雇用を選択した友人が、話してくれました。

 

ひとつひとつの言葉から、これから、本当に二人の人生がはじまるように聞こえました。

 

「生まれ変わっても、あなたを選ぶ」

パートナーへの、お互いの言葉が聴こえてくるような気がしました。

 

長年連れ添った夫婦っていいもんですね。

東京田原町はぽかぽかです。
今日は、年賀状を書かなくちゃ、と思っていますが、朝からなんとなくぐずぐずとりかかれず、またブログ書いてます。

おととし祖母が106歳で他界し、喪中のご挨拶をどうしようか迷っているうちに機を逸しました。不義理をしたみなさま、ごめんなさい。

来年はうさぎ年ですね。

どんな年賀状になりますか。

一年に一回だけ、筆を使います。

 

「●●ちゃん、早く、とりかかりなさい!」 by 自分の声