現在でも、台湾の歴史の教科書に登場し、
台湾人なら誰でも知ってる日本人がいるのをご存知ですか?
それは、八田與一(はったよいち)さんという方です。
彼はなぜ、台湾の歴史の教科書に載っているかと言うと、
台湾中部の嘉南平野というところにある、「烏山頭ダム」という
大きなダムを作るために尽力した日本人だからです。
嘉南平野という土地は、乾期には日照り飲み水さえなくなってしまい、
雨期には洪水が何日も続くといったような状況で、
農作物が全然育たない土地でした。
そこで、ダムを作って灌漑を行わないと、農民は貧困から脱出することが出来ない
と與一は考え、烏山頭ダムの建設を決めたのです。
彼は、なぜ今でも教科書に登場していたり、
今でも命日に墓前祭を行われるほど、台湾の人から愛されているのでしょうか?
卓越した能力と、日本からの進んだ技術を持ち込んだからだけでしょうか?
それだけではありません。
まず彼は、作業員の人たちが家族と暮らせるように宿舎を作り、
学校、病院のほか、プールやテニスコート、商店、クラブ、映画館、
ビリヤード、将棋、囲碁、麻雀などの娯楽施設を作りました。
時には運動会、ダンス大会なども催された。
そして、彼自身も現場監督となって、地元の人々と寝起きを共にし、
同じ釜の飯を食べ、一緒になって汗を流して働きました。
また、建設工事で命を落とした作業員が何人もいましたが、
慰霊碑には、日本人の名前と台湾人の名前が交互に分け隔てなく書かれているそうです。
これが與一の人柄なんだと思います。
だから今でも愛されているんでしょうね☆
わたくしたちは、正しい歴史を教えられていません。
欧米列強は、アジア諸国を次々に植民地化していきました。
彼らは、その国の特産品がほしいからです。
つまり、彼らにとっては、生産性をあげて、せっせと作ってくれればいいので、
現地の人の教育施設とか、病院を作るなんてどうでもいいのです。
そもそもそんな考えすらありません、彼らにとって現地の人は「部品」です。
使えなくなったら補充すればいいだけの話。
ところが日本はどうですか?
この八田與一の話は、日本統治時代の台湾のお話ですよ?
現地の人のために、学校や病院や、娯楽施設まで作り、
さらに彼らと寝起きを共にし、同じ釜のご飯を食べ、
自ら一緒に汗を流して働くという姿のどこが
「悪逆非道」なのでしょうか・・・?
皆様が、少しでも正しい歴史を知って頂くきっかけになれればと思い、
こういった発信を続けて行きたいと思います。