今日は用あって弾丸 神戸まで。

それならば、東京まで行けずに もう半ば諦めていた美術展に行って来ましょう!(^^)/
ということで、
ボストン美術館の至宝展@神戸市立博物館

弾丸なので、さささと。


古代エジプトのもの、中国のもの、日本のもの、フランスのもの、
そして最後にアメリカのもの、という順に展示されていました。

それぞれの作品を鑑賞する前に、まず
ボストンにこれだけの美術品が集まっていることにびっくり( ゜o゜)

ボストンの大富豪、ボストン市民、大学等の
美術に対しての考え方があって、今日のボストン美術館があるのだなぁと感心しました。
文化を守る意識の高さ。


目を惹いたのは、英一蝶の「涅槃図」。
横たわるお釈迦様のまわりに集まる人々。
皆 悲しみに暮れているのだけど、
普段は恐い役どころである鬼や動物までも描かれていて、
仏教の懐の深さのようなものを感じます。


もう1つ、今までの私のイメージを良い意味で裏切ってくれたのが、
ミレー。
ミレー=落穂拾い=暗くて陰気 ってずっと思ってた私。

でも違った。
「洋梨」というタイトルの静物画があったのだけど、
背景は黒、そこに洋梨とナイフが描かれていて、
暗い中に洋梨の丸みが輝いているのです。

暗いけど全然暗くない!
その他の「ブドウ畑にて」「編み物の稽古」も暗くない。
光りがさしてくる方向がはっきりとわかる。

思い込みって怖いな、という一件。
今までの自分の固定された思い込み(>_<)

で、本当に今までミレーは観て来なかったのか?と、
家に帰って棚を見るに、
2007年のオルセー美術館展で「グレヴィルの教会」という絵を観てるそうですよ、わたくし。

これも村にある素朴な教会の絵であるけど、暗くもないし陰気でもない。
つまり、思い込みです(._.)

新鮮な心で物事に向き合いましょうね、私。



さて、今週は朝5:00~のクラシック倶楽部で日本音楽コンクールの本選の模様を放送しています。
今朝はチェロ部門で、香月さんに釘付けでした(*^^*)

リアルタイムで観て、その流れで朝練!
という生活スタイル。
いつまで続くか?!がんばれ私♪



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