結婚で得する人・損する人

結婚は誰にとっても「幸福への扉」である一方で、必ずしも全員に同じように得をもたらすわけではありません。
実は、結婚で“得する人”と“損する人”が存在するのです。

 

では、どんな人が得をし、どんな人が損をするのか?
 

税金や節税の観点を中心に、リアルな視点で詳しく解説していきましょう。

 

◆得する人のパターン

①収入差が大きい夫婦

たとえば、あなたが年収600万円で、配偶者がパートで年収100万円以下の場合。
このケースは配偶者控除が最大限使える典型パターンです。

所得の高い方が所得控除を受けられるため、夫婦合計の税金負担はグッと減ります。
加えて、配偶者が扶養家族になるため社会保険料の負担も軽くなることも多いです。

②子どもがいる家庭

扶養控除や児童手当など、多くの税制優遇が受けられます。
教育費や医療費の控除も活用すれば、節税効果はさらに大きくなります。

◆損する人のパターン

①共働きで収入が近い夫婦

たとえば夫婦それぞれの年収が400万円ずつ、合計で800万円の世帯。
この場合、配偶者控除は使えません。なぜなら配偶者の収入が高いため、控除の対象外になるからです。

結果的に、夫婦それぞれが独身のときよりも社会保険料や税負担が増えてしまうこともあります。
これが「結婚すると損をする」と感じる典型的なケースです。

②住宅ローン控除や扶養控除の活用が難しい場合

たとえば、独身で住宅ローン控除をフルに受けていた人が結婚後に配偶者の収入増で控除額が減ったり、扶養控除が適用できない場合もあります。

 

明日は、実際のケースを例に取って検討してみましょう。