昔こうおっしゃる方がいました。

「愛知県民は厳しい天候の地域に育っているので我慢強い。三英傑を輩出した素晴らしい地域だがね。」と。


…多分逆に国内屈指の忍耐力の無さだと思いますよ。

厳しい気候が…ってコレどこかで聞いたな、と思ったら東北の人の真似か。


東北の人を真似したのかもしれないけど愛知の人はすぐ不平不満言うでしょ?というか思いついたことを何でも言い留められない。
我慢強い人はそんなこと言わねぇよ。


だって駅舎の中歩いているだけで何回も人と対話してるレベルの声量の独り言聞かされるのよ。我慢強い人は安易に暑いなんかいわない!


そもそも愛知の気候は不快なだけで耐え忍ばなければ、あるいは人と助け合わなければ生死を分かつような気候じゃないでしょ?


不快な気候を厳しい気候に置き換えて便乗しちゃダメだと思うな(愛知用水が整備されてからは治水面も改善されたというし豪雪でもないし)。



ほーら、愛知県の恐ろしいのはバカばっかり!
と侮るとスーパーエリートを排出するところが愛知の恐ろしいところ。
本当に我慢強く忍耐を怠らない人がいる。
当たり外れの激しい人種のようだ。


察するに昔からリーダーとフォロワー、という形で支配していた地域と思われる。フォロワーとはリーダーの指示に従う、リーダーについていく(フォローする)ということ以外考えない人。むしろそっちの方がフォローとしては優秀か。
まぁ優秀なリーダーとそれに何も考えずについていく人間…という分布が出来たのだろう。


逆に恐ろしいのはスーパーエリートが出るたびにモブの皆様が
「同じ地域出身だから俺たちも偉い」
と全力で勘違いすることだ。


誇ることは大切だ。
けどそれでないものをあると勘違いするのは違う。


歴史っていうのは不変の法則を表すこともある。
愛知県民が嫌がる言い方することとして


「三英傑を輩出したけど誰一人一度出たら戻ってこなかったね。」
という言い方。
全員名古屋飛ばしをかましたわけです。

地元に戻らなかった&地元の興隆はしなかった人たちです。三英傑が元祖名古屋飛ばし?


まぁこの前東海道五拾三次の勉強をしたら元祖名古屋飛ばしは東海道五拾三次だったようで、今でこそ京都に行くには必ず名古屋を通るみたいな顔するけどそれ最近の話だからな。昔は七里の渡しから桑名に渡ってるわけで尾張エリアは人が好んで通るところじゃなかったと。
名古屋飛ばしはあんたらが好んで使う理由の「昔から」なんだから文句言うなよ、と思うけど。


近年の社会人にもその傾向があり、ハイスペックな人ほど東京や大阪に出ると戻らないように感じる。
ある程度のレベルになると愛知県に帰りたくないと思う原因の何かが見えるようになるのかしら。

愛知でしか生きられない人種は愛知にとどまり、他でも生きていける人は進んでここに戻らない。この差は何なのだろう。


分からないけど確実にここの人たちが軒並み我慢強いなんて事は絶対にない。自業自得の業に耐えている、というならそれは私はどう評価していいかわからないなー。