- ヴィヨンの妻 (新潮文庫)/太宰 治
- ¥380
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新生への希望と、戦争を経験しても毫も変らぬ現実への絶望感との間を揺れ動きながら、
命がけで新しい倫理を求めようとした晩年の文学的総決算ともいえる代表的短編集。
家庭のエゴイズムを憎悪しつつ、新しい家庭への夢を文学へと完璧に昇華させた表題作、
ほか『親友交歓』『トカトントン』『父』『母』『おさん』『家庭の幸福』絶筆『桜桃』、
いずれも死の予感に彩られた作品である。
久しぶりの太宰さん~。
やっぱり彼の作品は主人公が女性のものが好きです!
死ぬ直前の3年間にかかれた作品だそうで、どれも厭世的ですが人間失格ほど
元気を吸い取られませんでした。
ヴィヨンの妻と、おさんが好きです。
女性がヴィヨンの妻を書いても特になんとも思わないけど、男性の彼が
どうしようもない家庭にたいしてきちんと立ち向かう女性の強さを書いてくれたのが嬉しいです。
家庭の幸福は、社会風刺な感じで今までにない彼の一面を知れたかなーと思います。
最近仕事が忙しくて本を読む時間がないわ!!