海外で亡くなられたお二人の日本人にと
お悔やみのリースをご依頼頂きました。
白い花を基調に
お母様は桜などピンクを、
息子さんは黄色や緑を
アクセントにしました。
それぞれ和紐を添えて、
白い花はバラやモカラのほか
桜もびっしり入れています。
立体感にもこだわりました。
ご依頼主はその国に滞在されていた時、
ご家族に大変お世話になったそうです。
亡くなられた息子さんは
現地の日本人社会で大変人望があったそうで
事故による急逝を残念がられていました。
少しでもお気持ちに寄り添える花になれば
幸いに思います。
その国とはカリブ海に浮かぶ島国、
ドミニカ共和国。
国の主導で進められた移住先が
行ってみれば岩だらけの
全く農業に適さない土地で、
余力のある方は帰国したり
ブラジルなどへ移ったりしましたが
そこに残らざるを得なかった方々は
相当な苦労を強いられました。
どれ程の絶望や後悔に
苦しまれたことでしょう。
小泉政権の時に政府が過ちを認め
国相手の裁判がようやく終了。
でも小泉さんでなければ
認めないままだったのではと
私は思ってます。。
そんな背景を少しだけ知っていたので
長年にわたり大変お疲れ様でしたと
思いながら作らせて頂きました。
取り寄せたお花が気に入らず
一からやり直ししたり、
かなりお待ち頂いたのですが
とても喜んでくださり
ありがとうございました