下痢について。
こんにちは
ドッグ&オーナーへ幸せのプレゼントをお届けする Dearest634
店長の武蔵
です。
今日も始まりの言葉は・・・。
暑い・・・
。
朝から暑い・・・。。
しかも本日のお天気はくもりのち雨。
雨だけならいいんだけど、雷
だけは鳴らないで~
。
またまた本日も車内生活を送らなければならないような・・・よ・か・ん
。←ダメじゃん
。
さてさて、今日のお題は 『下痢について』です。
【下痢】
下痢の原因
・多岐にわたる胃腸疾患
・血液循環障害や腸の圧迫
・その他の全身性疾患
下痢のメカニズム
口から摂取された食物は、消化管の分節運動、蠕動(ぜんどう)運動により徐々に水分や栄養分を吸収しながら
[胃
小腸(十二指腸・空腸・回腸)
大腸(結腸・直腸)]へと進んでいき、その間に腸内で大量の水分が
分泌され、そのほとんどが再吸収されます。
細菌の毒素、消化しにくい食物などによる刺激、消化酵素不足、寄生虫、細菌、ウイルスによる腸の炎症、
慢性の腸の疾患や腫瘍などの粘膜の病変、あるいは原発性の消化管の運動異常がおこり、下痢となります。
緊急性の高い下痢 ![]()
下痢の緊急性は、下痢自体の緊急性と下痢の原因となる基礎疾患の緊急性によります。
急性の胃腸炎であればしだいに改善しますが、その経過に生じた障害(刺激や損傷)が強ければ、
下痢は激しく頻繁になり、これにより水分や電解質が大量に失われます。
また粘膜の損傷が激しいとタンパク質が大量に失われ、脱水や血液循環の低下がおき、生命が危険な
状態に陥ります。
下痢は、重篤な胃腸疾患や全身性疾患が原因となっていることも多く、放置すると危険な状況に陥る可能性をもっています。
下痢がみられたら ![]()
下痢の性状(回数・形状・色やにおい・混入物など)とわんこの全身性状態をよく観察しましょう。
大量の水様便が頻繁におこる
大量の水分や電解質(Na、K、Clなど)が喪失する可能性が高い。
血便、黒色便、粘膜便
胃腸の粘膜の損傷が激しいことが示唆される。多量の血液や体液の喪失や
敗血症を起こす可能性が高い。胃腸に重大な病変が存在する恐れがある。
下痢とともに眼がくぼんでいる。粘膜の潤いがない。
脱水症状に陥っている。
下痢とともに腹部が膨らんでいる。お腹を痛がる。むくみがある。
基礎疾患が存在している。
下痢とともに元気がなく、ぐったりしている。粘膜が白い。体温が低いまたは発熱している。
重篤な全身症状です。下痢による水分や体液の喪失または基礎疾患により衰弱している。
上記
~
は、至急、動物病院で診療を受ける ![]()
しぶりを伴う頻回の軟便
大腸炎でみられることが多い。
色が薄く、異常発酵臭がある
消化不良が関連する可能性がある。
寄生虫体が排出された
寄生虫の多数寄生がある。
便の色が異常に薄かったり灰色
消化吸収にかかわる病気の可能性がある。
上記
~
では、犬の全身状態が悪くなければ緊急ではないが、早めに動物病院で診療を受ける 
わんこが元気で
~
の症状がなく、1日2~3回の軟便であれば、下記の要領で様子をみてみる。
ただし、子犬は例外です。
子犬は体が小さく、体力も免疫力も低いので、さまざまな感染症に感受性が高く、重篤状態に陥りやすいからです。
子犬が下痢をした場合はすぐに動物病院で診察することを強くすすめます。
軽症でも下痢がなかなか改善しない場合は、なんらかの病気が継続的に存在していることが考えられるので
すぐに動物病院で診察を受けましょう。
様子をみてもよい下痢への対応 ![]()
胃腸を休ませるため12時間程度食事を与えない。嘔吐がなけらば、水は与える。
消化の良い食事[ご飯(米)を柔らかく煮たおじやや高消化食(特別療法食:動物病院で獣医師に
処方してもらう)]を粥状にして少量ずつ1日4~5回に分けて与える。
下痢の改善に合わせ1回の量を増量し、回数を減らしていく。この際、食事の固さも元に戻していく。
目安として、便の固さにあわせるとよい。
・水様性下痢
薄い粥状
・泥状下痢
ドロドロになるまで湯を加える
・軟便
少量の湯を加え、少しやわらかい程度にする
下痢が改善したら2~3日にかけて元の食事に戻していく。
ちょっとした気温・湿度の変化や、いつもと違った食事、いつもと違った環境などにおかれると
下痢になってしまいがちですよね。
少しのわんこの変化も気にかけてあげなくちゃですね
。

。
して下さると嬉しいです