2017.03.30(木)朝、喀血…救急外来、入院

朝7時30分、父から母が喀血したと電話
救急車を呼ぶよう伝え支度をしていると、また電話。
救急車を呼びたくないと母が言っていると父。
(後日、母はそんなこと言っていないと…
世間体を気にした父が、取り繕ったウソと判明
命に関わることだからキツく叱っておく…
こーゆー時、オトコは役に立たない)

私が病院へ電話をし事情を説明、救急外来を受診。
私も仕事先に連絡しお休みをいただき、かけつける。

救急外来のDr.の問診。
採血と点滴(ソルデム輸液)
心電図、胸部から腹部のCT。

血中酸素96
点滴に止血剤を追加
生理食塩液の点滴を追加

呼吸器科外来の主治医から入院の話あり
別室で説明しますと私と父は別室へ。

「あまりいい状態ではありません」と、まず一言。
CTを見ながらの説明。
先日のCTと比べると右肺は真っ白…
血が溜まっていて、今回の喀血はそのせい。

手術不能の進行性の肺がん…
一般的に余命6~9ヶ月
年齢的なもの、出血していることを考慮すると
もっと厳しいとのこと。
仮に抗がん剤治療しても3~6ヶ月の延命
もしくは、逆に余命を縮める可能性もあるとのこと。

目の前が真っ暗になる…
母はまだ知らない…
どうやって伝えるべきか…
いや、伝えない方がいいのか…

色々なことが頭の中を駆け巡る。

入院手続きをし、病室へ。
母、朝から何も食べておらず
病室へ行って落ち着いたら、食堂へ
うどんを食べに行きたいと…
さすがに看護師に止められる(^◇^;)
食欲はある…そんな母を見ているとホッとする。

実家へ入院準備をしに一旦、父と帰る。
病室へ戻るとお腹がペコペコな母…
作っていった、すいとんとオニギリをペロリと
たいらげ、売店で買ったジャムパンも食べる。
食べ物の制限はない。

母も落ち着いたらしく、咳や血痰も
あまり出なくなった。
父は自宅へ戻り、私が夕食まで
病室にいることになった。
足先が冷たくなるので、マッサージをしながら
たわいもない話をする…父の悪口とか笑笑
ホント、いざという時…オトコは
役に立たないという話で盛り上がる。

その間、何度も看護師さんが様子を見に来る
15時からピシリバクタの点滴開始
ピシリバクタ

1時間ほどで終わり、点滴は一旦終わる。
パジャマに着替える。

18時、夕食。
白米、卵豆腐のすまし汁、ほうれん草の胡麻和え、
焼き魚、里芋と人参のそぼろあんかけ

母、半分くらい食べる。
私が漬けたぬか漬けが食べたいと母…

主治医と今朝の救急外来の内科医が病室へ来る。
明日か明後日、検査の結果が出そうなので
説明したいとのこと。
明日の10時に決まる。
父と叔母と私が説明を聞くことに決まる。

明日も仕事を休む旨、連絡をする。
融通のきく会社でよかったとつくづく思う。
ただ、こんなことばかりしてられない…
職場には迷惑をかけられない…
早く決断しなければならないだろう。

明日、ぬか漬けを持って来ることを伝え
病室を後にする…
18時30分…今日も長い1日だった…


追記(2017.04.13木)
3月30日分の血液検査結果
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