2017.3.21(火)1呼吸器科外来受診

血中酸素濃度88   昨日は92と低め
熱は38.3度、辛そうだが話す元気はある。

激混みの外来…
本日は都合によりDr.1人での診察になるので
お待たせするかと思いますと前置きされる。
12時過ぎ、やっと診察室へ呼ばれる。

4~50歳代の無愛想なもごもご話す医者…
呼吸器科のトップらしい。

何度も昨日のCT画像をスクロールして見る。
パソコンへ向かって血液検査等のオーダーを出している。

問診が少しあり、一番疑わしきは肺がんと一言。
「右肺上葉癌」とPCに打ち込んでいる…

こんなにも簡単に言うんだなぁ…
顔も見ずに…
癌が肺の血管を圧迫して
酸素がとりにくくなっているらしい。

採血造影剤CTをし、また診察。
造影剤CT、1時間以上待たされる
熱もあり、疲れもあってか、かなり辛そう…
待合室で母と話しながら待つ…
『昨年あたりから体調がイマイチだった』
『少しずつ身辺整理をしていた』と…
初めて聞かされる…

14時過ぎ、やっと造影剤CT開始。
胸から腹部を撮るとの説明。

それから呼吸器科外来へ戻り、診察を待つ。
母は熱もあり、辛くて待合室のソファに横になっている。

やっと呼ばれる。
診察室へ入ると「肺がんですね」と無表情で
PCを見たまま医師は話す。
腫瘍が心臓にまで入り込んでいて
大きくなって中が壊死している
熱はそのせいと説明。
菌、嚢胞の可能性も否定できないが
70代、喫煙歴50年、1日20本…と
聞いたら、誰でも肺がんを疑うとDr.

母は耳が遠い、、、聞こえたのか聞こえないのか
でも、肺がんとは理解しているよう。
母はDr.に「手術をしないといけませんか?」と聞く。
Dr.は「手術はできません」と無表情に答える。
それが何を意味するか…悲しくなる。
今更ながら事の重大さを噛みしめる…

後にこのDr.が主治医となる。

気管支鏡検査を3月27日(月)に、
検査結果の報告を4月4日(火)に行うとのこと。

診察を終え、母が自宅に着いたのは16時過ぎ…
私は姉に電話をし、このことを伝える。

長い長い1日だった…