「Aさんはある意味、言葉は悪いですが

『家』というものの犠牲になったと言っても

過言ではありませんから」



ドクターに、はっきりと言われました。

ので

これまた、はっきりとそのままを伝えようと思います。


Aに、ではないよ?まさかまさか




それでもそれでも

一時は「金づる」とまで吐き捨てていたほど

忌み嫌っていた相手でも

Aの中で、長い果てしない時間の旅路の道程で

たとえ「金づる」のままであったとしても

冷酷に「スルーできるひと」には

成り得なかったのかもしれない。





「お母さん大きらい でも 大すき」

「お父さん大きらい でも 大すき」

両方を引いた、見事に。



もしかしたら

吐き気がするくらい

ゆがみきっているとしても




本人すら気づいていない 意識の下に


ゆらぐことなく


ある、そこに、ある。





ちゃんと

底に

ある。








紡ぎ直しをし続けていてくれてたのだろう

あきらめずに




親なんぞが

導けるわけがない




こどもは

とっくに見えないくらいの高いステージで

生きていることを

知るのです。