もう30年近く前になるが、筒井康隆の小説を好んで読んでいた。
その中に“時をかける少女”があり 大変切なく思うと共に感動したと記憶している。
その数年後の83年 原田知世主演 監督大林宣彦 で時をかける少女が映画化された。
原作を壊されるのではという心配をしながら観てみると、原作に勝るとも劣らない出来に大感動だった。
実は私は主題歌を歌った松任谷由美も大ファンで、去年のツアーコンサートも2回観に行っている。
 
そして先日、仲里依紗主演の時をかける少女が公開された。
予備知識を入れないで観に行ったが、83年版の続編的な内容でありこれは期待出来ると期待が膨らんだ。
冒頭の弓道のシーン等83年版をオマージュしているシーンがあったが、若い女性が多い客層の中で
あのシーンをオマージュだと分かった人はほとんど居なかったと思う。
ネタバレを避ける為詳しいことは控えるが、好きな人に対する自分の感情すら記憶から消さなくてはならない
切なさは、83年版以上に表現されていたと思う。
更には仲里依紗の魅力も存分に出ていて良かった。
 
好みは人それぞれだが、個人的にはお勧め出来る映画だった。
因みに数年前にアニメ版時をかける少女も公開されているが、あれは全くの別物であり
同じ土俵で語って欲しくない作品である。
細かい所でツッコミたい部分はあるが、83年版の記憶がある方・仲里依紗ファンは観た方が良いと思う。
 
更に予断だが、筒井康隆の作品の中で好きなのは『七瀬ふたたび』これも古い作品で歳がばれる・・