結婚してた期間
15年
結婚10年目に
『離婚しよう』
と言われた
離婚の原因は
夫が腰痛だということを
私がすっかり忘れてたこと
忘れられて
悲しかった
自分を見てくれない
だからもう離婚しかない！！
そう言われた
看護学校に行くまでの私は
夫がすべてだった
夫の言動に
一喜一憂し
この人がいないと
私は生きていけない
と本気で思ってた
精神的にも経済的にも
完全に依存
してたんだよね
だから
夫の言うことは
すべて正しい
悪くなくても
謝るのが当たり前
だと思ってた
そうしないと
一緒にいられない
と信じてたから
それなのに
我慢の限界を超えると
数ヶ月に一度のペースで
爆発する自分に
自己嫌悪
離婚へのカウントダウン
と同時に
通帳を返してくれ
と言われ
生活費はストップ
そのとき私は
看護学校の一年生
無職だったから
2ヶ月の猶予をもらい
介護士の仕事を
始めた
家事をしなくていい
から楽！！
住むとこはあるから
幸せなの！
強がってたけど
ほんとは
苦しくて
辛かった
今さらだけど
この前やっと
気づいたの
そんな私だけど…
結婚13年目に
心屋の初級と上級セミナーを受けて
夫婦関係は
かなり改善した
私が就職試験の願書を
送る3日前
『ここにいてもいいよ』
って言ってくれた
なのに
私は島根に行く
という選択を
変えなかった
夫よりも
仕事を選んだ私は
看護学校を卒業と同時に
結婚生活も卒業した
夫婦関係が良くなったのに
離婚を選択した私
あんなにいい旦那さん
なのに…
居場所も
お金もない
一番苦しいときを
支えてくれた人なのに
と自分を責めてた
一緒にいることが
夫への恩返しだと
思ってたから
でも
本当は
ひとりで
生きてくことが
こわかっただけ
その勇気がなくて
夫のせいにして
楽なほうに
逃げてただけだったのかも
…今頃気づいた
心屋を知ったら
パートナーシップが
改善する
と言う言葉に
罪悪感もあった
実際にそれも
体験したのに
なんで
離婚したんだろうって
離婚した自分に
大きなバツをつけてた
離婚＝失敗
だと思ってたから
自分のことをみてくれないから
離婚するって夫に言われたけど
本当は私が
さみしかった
心に開いた穴を
埋めて欲しかったの
もしかしたら
元夫もそうだったのかな…
『結婚＝経験』
『離婚＝経験』
『失敗も経験』
相手は
捨てた自分だし
離婚のすすめは
しないけど
改善できるなら
いろいろやってみて
うまくいくのが一番いいけど
『離婚＝不幸』じゃないことを
私は知ったから
必ず誰かと暮らさないと
いけないとかないし
ひとりの
幸せもあるのかな
と今は思う
それでも
ふとさみしく
なるときはあるけどね