エコドライブ、つづき
前の記事の1~4を実践すると、
ガソリン1Lあたりの走行距離が3km以上は変わってきます。
5.飛ばす(速度超過をする)と燃費は悪くなるか。
関係ありません。アクセルを踏んでスピードを出した分、アクセルを完全に離し、ブレーキを踏まずに車が停まるまで、
先ほどの『完全無料』状態で走らせれば回収できるので、
飛ばしても飛ばさなくても燃費は収束します。
しかし、実際は赤信号や他の交通との兼ね合いもあるので、回収しきる前にブレーキによる減速・停止を強いられるので
回収しきるのは大変難しい、ということです。
6.積載量が増えると燃費は悪くなるか。
こちらも関係ありません。
先ほどの記事の『1』で紹介したように、
エンジンのトルクを超えてアクセルを踏まなければ
空荷の車でも、満員の車でも燃費は収束します。
※同一車両で比較した場合です。
しかし運転手は人間。
満員の車など、重くて加速に時間がかかってしまうのが我慢できず、
空荷の状態と同じベクトルでの加速をしようとするので、
ガソリンを無駄にしてしまう、ということです。
一番大事なのは、
『ガソリンの消費量(アクセルを踏む量)』と『動力の伝わり(加速の具合や走行速度など)』が
釣り合っているかどうかを考えることです。
いかにアクセルを踏まずに速く、長く、走れるか!
明日からのドライブに役立ててみていただければ幸いです。