インテリアコーディネーターの
飯田里江子です。
リフォームをされるお客様宅に
現調に伺いました。
私は、弟が代表を務める
設備会社で働いています。
弟は、37歳ですが
高校を卒業してから
現場に出ていますので
約20年の経験がある
ベテラン。
私は、経理として
会社に入って７年目。
今年インテリアコーディネーターの
登録をしたばかりですので、
現場の経験を積むことが
目下の目標です。
すごく現場に行きたいけど、
事務所の仕事もあるし
素人が現場に行っても
迷惑じゃないか・・・
『私も、現場を見に行きたい』
この一言が言いだせず・・・
そんな時、お客様宅に
エアコンの工事をしに行った
弟から、『リフォームもしたいから
アドバイスしてって頼まれたで』と
言われたのです。
弟の仕事を気にってくださった
70代後半のご夫婦。
弟と一緒に伺うと
『どういう風に
リフォームしたらいいか
アドバイスしてな』
とご主人に言っていただき、
『弟さんが姉が
インテリアコーディネーターの
資格をとったからって聞いたから』
と奥様から伺って、
一人で勝手にウダウダ考えていたけど
現場に行って勉強したければ
弟や職人さんにお願いして
一緒に行かせてもらって
お客様の悩みや希望を聞かなければ
何にも始まらないということに
今更気づき・・・
そして、それを頼めば実行できる環境に
感謝して活かさなければ！と
素人が現場で迷惑かけてはいけない。
ではなくて、早く皆の役に立つように
なることを考えればいいと。
３件まとめて現調に行き、
お客様とお話しながら
思ったのです。
やはり、現場は生きています。
そこで生活している人が
いるからです。
『もう何年も、お風呂のドアを
折り戸から引き戸に変えたいと
思っていたけど、誰に頼んだら
いいのか分からなくて・・・』
『どこに行ったら実物がみれますか？』
今は、インターネットが発達して
スマホがあればなんでも簡単に
検索することができる時代です。
ですが、『ショールームで実物を
見ていただけますよ。
お客様のご希望の商品が展示されて
いるか問い合わせてみましょうか？』
と言うと、
すごく安心されるお客様もいらっしゃいます。
『こうなれば便利だろうな。
だけど、誰に頼んだらいいかわからない。
損なふうに何年も過ぎていく』
こんなお客様の声を聞くことで
自分のやるべきことが
見えてきます。
早く一人で現調に行けるように
ならないと