病気とともに生きることは
安定した体調の時は、人生の、生活の、プラス要因でありモチベーションアップに繋がっている。

しかし、一旦病みが深くなると自分自身がしっかり前向きに踏ん張ろうとしているところを
踏みつけられ
やっぱり病気だからねと、言われ
役割を取り上げられ
身体の病気とともに、全てが病んでいく。
自分の体も心も、生活も
家族も友人との関係性も社会性も
そして、生きることも。

そんなことを、病気の人はたくさん経験するなかで、「知」として、もつ。

だが、残念ながら看護学を教える大学教員たちは
自分の研究、実績のための
インタビューと、論文執筆と
とりあえずの講義で終わる。

「看護は、プアだ」
と、言われたことがある。
実感し、立ち止まったまま、もう、一年近くになる。